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猫の抜け毛対策!換毛期を注意すべき猫種とおすすめのお手入れと掃除方法、グッズとは
2021.09.15 お掃除コラム

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猫は換毛期になると、抜け毛が多くなります。なかには普段の10倍近く抜け毛が増える猫もいるそうです。どんなに掃除をしても次から次へと出てくる抜け毛。面倒だと感じても不思議ではありません。
とはいえ、抜け毛の掃除を怠るのは衛生面からみても、あまり良いことではないです。今回は、猫の抜け毛にまつわる情報と対策、効率的な掃除方法も紹介していきます。

換毛期になると抜け毛が多くなる

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換毛とは毛が生え変わることをいい、猫が換毛期入ると古い毛が大量に抜けて、新しい毛に生え変わります。
通常猫には年に2回、換毛期があります。春には暖かい毛が抜け落ちて、密度の少ない毛が生え、秋には夏で汚れた毛が抜けおちて防寒性のある毛が生えてくるのです。

明確な換毛期がある、ダブルコートの猫種

オーバーコート(上毛)とアンダーコート(下毛)を持っているダブルコートの猫種には、換毛期が存在します。

反面、どちらか一種類だけを持っているシングルコートと呼ばれる猫種もいます。シングルコートの猫種の場合、ハッキリとした換毛期はなく、1年全体で段々と生え変わっていくのが特徴です。

また、猫の場合、それぞれの中でも、長毛種、短毛種といった区分がなされます。
ダブルコートの長毛種はノルウェージャンフォレストキャット、ペルシャなどがあげられ、短毛種ではアメリカンショートヘア、ロシアンブルーなどが一般的です。
シングルコートの長毛種はメインクーン、ターキッシュバンなど、短毛種ではベンガル、シャムなどが代表的です。

生活環境によって換毛期がないことも

もともと猫は季節によって体毛の量を調整することで、季節による寒暖差に適応していました。この調整期間が換毛期です。
ところが、完全室内での生活だと夏にはクーラーで涼しく、冬には暖房で暖かい空間で過ごすことになります。つまり、外で暮らす猫や犬と違って、大きな気温差を感じにくいのです。
なので、室内飼の猫は1年を通して気温差を感じないため、激しい換毛期を必要としないこともあるようです。
飼育環境によっては明確な換毛期がない場合もあるので、抜け毛が少ないからといって病気の心配はありません。

抜け毛が少ない猫の条件とは

猫の抜け毛の量は、上記で説明した「毛質」と「毛の長さ」、「体の大きさ」で決まると考えられています。しばしば「暑い国が原産地の猫は抜け毛が少ない」と勘違いされることもありますが、東南アジア原産にもコラットのような短毛種と長毛種の「バーマン」がいるので一概に当てはまるわけではありません。
一般的には世界最小クラスの猫「シンガプーラ」や「オリエンタルショートヘア」、「ベンガル猫」、「マチカン」などは抜け毛が少ないとされています。日本の雑種猫は各個体によって毛質や長さが異なるものの、ダブルコートで換毛期の抜け毛が多いことが多いようです。

ペットの抜け毛には要注意! アレルギーを引き起こす原因になる

抜け毛がひどい換毛期には、なでるだけで被毛がぽろぽろと抜け落ちるようになります。定期的に掃除をしたいと思っていても、猫が掃除機のような大きな音を嫌がってしまい、なかなか手が付けられないという方もいるのではないでしょうか?
ところが、抜け毛をこまめに掃除していないと、飼い主や猫に思わぬ症状がでてくる場合もあるので注意が必要です。

ハウスダストが原因でアレルギー症状がでることも

床に落ちている抜け毛の上を歩いたり、家具についている抜け毛をはたいたりすることで、抜け毛はフワフワと空中に舞ってしまいます。また、トイレの猫砂も問題です。猫はトイレをした後、猫砂をかいて後処理をしますが、かかれた砂は細かいホコリのように空中に舞っていきます。これらは1mm以下のホコリである「ハウスダスト」の増える要因にもつながります。
こまめに掃除をしないと、抜け毛と猫砂、ホコリが混じったハウスダストが、部屋中に飛散する事態なるでしょう。
ハウスダストを吸い込んでしまうと、くしゃみや鼻水、鼻詰まり、皮膚の炎症、喘息などのアレルギー症状がでる危険性があります。
特に鼻炎持ちの方や、アトピー性皮膚炎の方は症状の悪化を招く原因にもなってしまうので注意が必要です。

ハウスダストは猫にも悪影響

ハウスダストによる被害は猫にも及びます。猫は人と比べて床に近い場所で生活しているため、落ちてきたハウスダストが目に入ってしまうことがあるのです。

猫の抜け毛にはアレルギーのもととなるアレルゲンが付着しており、猫によっては目のかゆみによって、搔いてしまうことも少なくありません。これにより、結膜炎や角膜炎といった炎症を引き起こす可能性があります。

また、床に落ちた細かい猫砂が肉球や毛に付着すると、毛づくろいの際になめたり食べてしまう危険性もあります。これもまた、喘息を発症する要因となるそうです。

抜け落ちる前に、対応することも重要

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放っておくと皮膚炎や喘息などの疾患を引き起こす厄介な抜け毛ですが、対策をすることである程度抑えることができます。その代表的な方法を確認しましょう。

ブラッシングで体表の毛を取り除く

換毛期になると大量の抜け毛がでてきますが、毎日のブラッシングで緩和させることができます。

また、こまめにブラッシングをしてあげることで、毛玉を吐き出すのを防ぐことができます。猫は1日の間で寝ている時間の次に、毛づくろいに時間を費やすといわれるほど、熱心に毛づくろいを行います。

自分の舌を使って体をなめ、体の汚れを落としたり、体温調整を行ったりしているのです。
しかし、毛づくろいの過程で出てきた抜け毛は猫自身が飲み込んでしまいます。本来であれば便として排出されますが、抜け毛の量が多いと食道で毛玉となり、猫は吐くことで毛玉を体内から出しているのです。

健康な猫でも毛玉を吐くことがあるので、それ自体は問題ありませんが、心配になる方はこまめにブラッシングをして体表の抜け毛を取り除いてあげるとよいでしょう。

夏の間はサマーカットもオススメ

暑い夏には犬同様、サマーカットをするのもオススメです。長毛種の猫だけでなく、短毛種の猫でも問題ありません。

被毛を少なくしてあげることで、湿気の多い夏に起こりやすい皮膚炎を予防することができます。また、皮膚の状態も見やすくなるため、猫の肌の異常に気づいてあげることも可能です。

特に長毛種のような夏にもフワフワとした被毛をまとう猫は、サマーカットをすることで抜け毛の手入れが簡単になるのは大きなメリットでしょう。

サマーカットは地肌が見えない範囲で

サマーカットは飼い主にはメリットがある反面、猫にとってはいくつかのデメリットがあることを把握しておきましょう。

被毛を減らすことによって湿気による皮膚炎を防ぐことができますが、地肌がさらされることで直接紫外線があたり、皮膚の炎症を引き起こす可能性があります。
また、神経質な猫の場合、いきなり被毛が無くなることがストレスになることも少なくありません。被毛が少なくなった状態で毛づくろいが多くなると注意が必要です。

猫の舌は毛づくろいで掃除をするためにザラザラとした質感になっているので、地肌が見えるほど短くトリミングをしていた場合、毛づくろいで皮膚を傷つけてしまうこともあります。

長毛種の猫には月1回程度のシャンプーも

猫は本能的に水を嫌がる動物なので、シャンプーを好んでいる子はほとんどいません。
また、猫は日常的に毛づくろいをして、体をきれいにしているため、積極的にシャンプーをする必要はありません。
しかし、ペットの猫が長毛種の場合や毛玉を吐いてしまうことが多い場合などは、月に1回程度の頻度でシャンプーを行ってあげると良いでしょう。

抜け毛の掃除におすすめの掃除道具

猫の場合、抜け毛が激しくなると撫でるだけで、ポロポロと被毛が落ちてくるようになります。そんな猫の換毛期に必要な掃除道具を解説していきます。

床掃除には掃除機ではなくペーパーモップがオススメ

床掃除をする道具には、ほうきや掃除機などが挙げられます。掃除機もロボットタイプ、コードレスタイプなど様々な種類のものが出ていますが、ペットの抜け毛を考慮すると、床掃除にはペーパーモップが適していると考えられます。
というのも、掃除機が猫の柔らかい抜け毛を吸い込もうとするとブラシに絡まってしまい、本来の吸引力を発揮できなくなってしまうのです。
また、大きな音のする掃除機を嫌がる猫は多く、猫のストレスを避けたいと思うならあまり推奨できません。
ペーパーモップであれば、大きな音を立てず、ゴミを空中に巻き上げることもないので、床掃除に適した掃除道具だといえます。

ユニークな掃除道具「ketori(ケトリ)」

弊社が提供するペットブランド「OPPO(オッポ)」のなかでも、特にユニークな製品が擦って毛を集める「ketori(ケトリ)」です。
カーペットはマット、ソファなどについた猫の毛の平面部で軽く擦って使う掃除道具で、ケトリを押さえて口を開くことで集めたケをつまみ、そのままゴミ箱に捨てたり中に収納できることも可能です。
見た目も水滴のようなユニークなカタチなので、可愛くておしゃれ。気付いたときに気軽に抜け毛を掃除できるのが、大きなメリットです。

製品詳細ページはこちら:ketori

掃き掃除におすすめ「FurBroom(ファーブルーム)」

樹脂製ブレードでペットの毛が絡まりにくく、水で丸洗いできるのが「FurBroom」です。TPE製なので壁や備品を傷つけにくいので、安心して掃除できます。
さらに前面と後面の向きを変えることで、カーペットとフローリングの両方をきれいにすることが可能。大量の猫の毛があるトリミングサロンでも使われている、おすすめのほうきです!

製品詳細ページはこちら:FurBroom

毎日の掃除を心がけよう

大量に出てくる猫の抜け毛を掃除するのは、大変な作業です。しかし、面倒だからと放っておくと様々な疾患を発症させる原因になってしまいます。
なので、抜け毛対策を行うと同時に、日常的な掃除が大切になってきます。今回紹介した掃除道具を活用し、快適にペットと暮らす生活を送ってみてください!