消費行動におけるレジ袋の需要を抑えるための対策です。

 

スーパーマーケットやコンビニなどにおいて、商品を持ち帰るために多くの店舗で無料で提供されていました。
多くのレジ袋はポリエチレン製、そのポリエチレンは「ナフサ」と呼ばれる粗製ガソリンから作られています。
要するに、レジ袋は「原油」を消費して作られているのです。

 

日本ではかつて年間300億枚を超えるレジ袋が消費されていました。日本国民1人あたり年間300枚のレジ袋を
使っている計算です。無料で手に入るゴミ袋は簡単に捨てられてしまい、大きな問題となっているのは「ポイ捨て」
により海洋ゴミ化してしまうことです。漂着ゴミの1%未満(重量比)とはいえ、レジ袋の存在が環境へと悪影響を
及ぼすことは間違っていません。
ある報道では、クジラの胃袋から40㎏ものビニール袋が発見されており、それが原因でクジラは衰弱死したのではないかと考えられています。

 

限りある資源を大量消費し、環境汚染の原因となるレジ袋の存在は、環境問題を考える上で極めて重要なトピックの
1つとなりました。

 

日本政府は「プラスチック資源循環戦略」を策定し、レジ袋の有料化に向けて「容器包装リサイクル法」などの関係省令を2019年に改正しました。その後2020年7月からレジ袋の有料化が義務化されたのです。
レジ袋が「もらう」から「お金を払って購入する必要がある」に変化したことにより、いわゆる「エコバッグ」の
利用が推進され、レジ袋の需要が減少することが狙いです。