業務用ポリッシャーとは?
プロの清掃現場にマッチする選び方とおすすめモデルを紹介
2025.12.24
商品の選び方
商品紹介コラム
広いフロアを毎日掃除しても、なかなか落ちない汚れやムラ。「もっと効率よく、見た目にも清潔な床に仕上げたい」と思ったことはありませんか? そんなときに力を発揮するのが、床の洗浄からワックスがけ、つや出しまでをスピーディーにこなす業務用ポリッシャーです。
この記事では、業務用ポリッシャーの基本から、種類・選び方・おすすめモデルまでを解説。導入を検討している施設管理者や清掃担当者の方に、最適な1台を見つけるヒントをお届けします。
業務用ポリッシャーとは
業務用ポリッシャーとは、床面の洗浄・研磨・ワックス剥離などの作業に使う電動清掃機械です。円形のブラシやパッドが高速回転し、手作業では落としきれない汚れやくすみを一気に除去します。水や洗浄液を使いながら磨くことで、短時間で広範囲の床を均一に仕上げることが可能です
上部にタンクを備えたタイプなら、洗浄液を自動で散布しながら清掃できるのも特徴です。特に業務用モデルはパワー・耐久性・安定性に優れ、オフィスや病院、工場など、毎日使う現場でも長く安心して使える設計が施されています。
業務用ポリッシャーの種類
床の広さや環境によって、最適なポリッシャーは変わります。ここでは、現場で多く使われている代表的な4種類を紹介します。
ポリッシャーの種類1:14インチ以上のポリッシャー
オフィスビルや工場の通路、ショッピングモールなど、広い面積を一気に仕上げたいときに活躍する最大サイズです。電動駆動でスムーズに動かせるため、作業の負担は軽めです。ただし、ブラシ径が大きい分、狭い隙間や障害物の多いエリアには向きません。
ポリッシャーの種類2:12インチのポリッシャー
学校の教室や中規模オフィス、病院、店舗など、幅広い現場で採用されている標準サイズです。重量は30kg未満と扱いやすく、初心者でも安定した清掃が可能です。ただし、机や什器が並ぶ場所では、ブラシを自由に動かせないこともあります。
ポリッシャーの種類3:8インチのポリッシャー
家庭用としても採用される最小・最軽量タイプで、階段や狭い通路など、小回りが必要な場所にぴったりです。重量はおよそ18kgと、軽量で持ち運びやすく、障害物を避けながら細かい部分まできれいに仕上げられます。階段専用のモデルもあり、ハンドル高さを調整できるタイプなら操作もより快適です。
ポリッシャーの種類4:コードレスポリッシャー
バッテリーを搭載した小型タイプで、廊下の角や棚の下など、電源が取りにくい場所の清掃に向いています。軽量で取り回しやすい一方、バッテリー容量の関係で連続稼働時間が限られるため、広範囲の清掃にはコード式と併用するのが理想的です。
業務用ポリッシャーが使われる施設
業務用ポリッシャーは、さまざまな施設の床清掃で活躍しています。
1. オフィスビル・商業施設
2. ホテル・宿泊施設
3. 病院・クリニック・介護施設
4. 学校・公共施設
5. 商業店舗・ショッピングモール
6. 工場・倉庫・物流センター
7. 飲食店・厨房・食品工場
素材の違う床材が混在していても、ブラシやパッドを交換すれば対応可能。衛生管理の強化や清掃品質の安定化にも大きく貢献します。
業務用ポリッシャーの選び方
業務用ポリッシャーの導入時に意識したいのは、現場に合った機能とサイズを選ぶことです。次の3つのポイントを押さえておきましょう。
清掃する箇所の面積・環境で選ぶ
まずは、清掃するフロアの広さや、障害物の有無を考慮しましょう。広大なフロアを効率良く清掃したいなら、14インチ以上の大型タイプが最適です。一方、狭い通路や階段、設備が多い場所では、8インチやコードレスタイプなど、小回りの利く機種が向いています。
床材や清掃目的に合わせて選ぶ
床材の種類によっても、選び方は変わってきます。Pタイルや長尺シートが一般的な床材ですが、大理石や御影石、カーペット、木床など、デリケートな床材には回転数や圧力を調整できるモデルを選ぶことがおすすめです。
また、目的が洗浄なのか、ワックス剥離なのか、研磨・つや出しなのかという目的によっても、最適な機種は変わってきます。
機械の使いやすさで選ぶ
清掃作業は体力を使うため、機械の使いやすさも重要です。特に重量やハンドルの操作性、そしてブラシの回転数(rpm)は清掃効率と疲労度に直結します。作業者が「これなら毎日使える」と感じる機種を選ぶと、断続的に美しさを保てるでしょう。
テラモトおすすめの業務用ポリッシャー
テラモトでは、プロの清掃現場のニーズにマッチする業務用ポリッシャーを取り揃えています。清掃目的や現場の環境に合わせて、最適な一台を見つけてみてください。
テラモト/電気ポリシャー(高速タイプ)
よりスピーディーな床の洗浄・つや出しを求める現場に最適です。ブラシ回転数は200~240rpmと高速で、作業効率の向上に大きく貢献します。特にビルのメンテナンスや学校、病院など、短時間で高品質な仕上がりが求められる場所におすすめのモデルです。
テラモト/電気ポリシャー
床面の洗浄から仕上げまでを一台でこなせる、汎用性の高いモデルです。約17kgと比較的軽量で取り扱いやすく、アクセントカラーの赤が現場を明るく彩ります。初めて業務用ポリッシャーを導入する現場にもおすすめです。
テラモト/タンク付ポリシャー
容量12Lの洗剤タンクが付属したモデルです。ハンドルスイッチで洗剤の供給をコントロールできるため、別途洗剤を撒く手間がなく、スピーディーに床洗浄を完了できます。特に、常に清潔な状態を維持したい病院や食品関連施設での活躍が期待できます。
業務用ポリッシャーのメンテナンス方法
高性能な業務用ポリッシャーも、日々の適切なメンテナンスがあってこそ、その性能を長く維持できます。しっかり手入れすることで、故障を防ぎ、常に最高の清掃品質を保ちましょう。
使用後のパッドやブラシの洗浄
パッドやブラシは必ず取り外し、水洗いして完全に乾燥させましょう。使用後のパッドやブラシには、泥や洗剤のカス、剥離したワックスなどが付着しています。これらを放置すると、次回使用時に洗浄効果が低下したり、床面を傷つけたりする原因になります。
コード巻き取りと断線チェック
コード式のポリッシャーの場合、コードの取り扱いが重要です。無理に引っ張ったり、乱暴に巻き付けたりすると、断線の原因となり、作業中に急に止まるリスクが高まります。丁寧に巻き取り、被覆に傷や破れがないか、定期的にチェックする習慣をつけましょう。
モーター・ギアの定期点検
ポリッシャーの心臓部であるモーターやギアは、大きな故障を防ぐためにも、定期的な点検と注油が欠かせません。異音や異常な振動がないかを確認し、少しでも違和感があれば、専門の業者に点検を依頼しましょう。
業務用ポリッシャーで床清掃の品質と効率を格上げ
業務用ポリッシャーは、清掃作業の質と効率を向上させるためのアイテムです。現場の広さや床材、作業環境に合わせて最適なタイプを選ぶことで、毎日の清掃がぐっと快適になります。
特にテラモトのポリッシャーは、長年の実績と信頼に基づいたラインナップで、皆様の清掃業務をサポートいたします。ぜひ、あなたの現場に最適な一台を見つけて、ワンランク上の清掃体験をしてみてください。
お問い合わせ
お客様のニーズに合わせて、業務用ポリッシャーの選択方法についてアドバイス致します。その他ご質問・ご注文につきましても、以下よりお気軽にお問い合わせください。
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