業務用テントの正しい選び方!
現場担当者が知っておくべき5つのポイントとおすすめ商品
2025.08.12
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イベント運営や建設現場、屋外販売など、さまざまな業務シーンで欠かせない業務用テント。
しかし「どの商品を選べば良いか分からない」「失敗したくない」と悩む担当者の方も多いのではないでしょうか。
本記事では、業務用テント選びで押さえるべき5つの重要ポイントから、長期使用のためのメンテナンス方法まで詳しく解説します。実際に多くの現場で使われているテラモト社商品も併せてご紹介するので、あなたの用途に最適な一台がきっと見つかるはずです。
業務用テントの基本情報
業務用テントは、イベント会場や店舗の屋外営業、建設現場など、さまざまなビジネスシーンで活躍する設備です。詳しい特徴と用途、利用目的を確認してみましょう。
業務用テントとは?その特徴
業務用テントの主な特徴は、家庭用と比べて雨風に強く、紫外線による劣化にも耐えうる素材が使用されていることです。高耐久でありながら設営の簡便性も高く、頻繁な設計や撤去作業においても、少人数かつ短時間で対応できる工夫が凝らされています。
主な用途と利用目的
業務用テントの活用例は多岐に渡り、主に以下のような場面・目的で使われます。
● 屋外イベント時の休憩・販売・飲食エリア
● 建設現場における休憩所・事務所・資材保管スペース
● 小売店舗の屋外特別販売ブース
● 学校や自治体の行事における集合・休憩場所
企業の屋外イベントでは、来場者の休憩スペースや飲食エリア、商品販売ブースとして機能します。建設現場においては、作業員の休憩所や簡易事務所、資材の保管場所として使われることも少なくありません。
また、スーパーやコンビニなど小売店舗では、特売イベントや季節商品の屋外販売時の特設スペースとして、学校や自治体では、防災訓練や体育祭をはじめとする行事の集合場所や避難所として活躍します。機能性の高さが求められるでしょう。
業務用テント選び方ポイント5選
業務用テントはさまざまな場面で活躍するからこそ、使用環境と目的に合わせて適切に選ぶことが重要です。形状やサイズをはじめ、選び方のポイントを5つ見ていきましょう。
①形状の選択
まず注目したいのがテントの形状です。最も一般的なのがワンタッチタイプで、できるだけ設営の手間を減らしたいイベント会場や販売ブースに適しています。
また、六角形や八角形のテントは安定性に優れ、雨や風への耐性が高いため、屋外での長期設置に向いています。さらに大型イベント時には、連結可能・高さ調節機能付きの多角形タイプを選ぶと、空間の拡張も手軽にできて便利です。
②サイズの選択
業務用テントには、以下のようなサイズが設定されています。
● 1.8×1.8m:小規模な休憩スペースや販売ブース向け
● 3×3m:中規模なイベントや会議用途向け
● 3×6m:大規模なイベント向け
より大きなサイズは大型イベントや大人数での利用に重宝される分、設置・撤去にかかる労力は大きくなります。保管スペースも考慮しながら、過不足のないサイズを選ぶことが大切です。
③フレーム素材の選択
耐久性と使い勝手に大きく関わってくるのがフレーム素材です。軽量性と強度を併せ持つアルミニウム合金なら、設営・撤去・移動させやすさを確保できます。また、スチール製のフレームは重量こそあるものの、頑丈で安定性を高めることが可能です。
近年、軽量性と耐久性を両立したカーボンファイバー製も登場していますが、コストは高めになります。目的と予算に合わせて選ぶと良いでしょう。
④天幕素材・カラーの選択
天幕素材は、使用環境と求める機能性に応じて選ぶことをおすすめします。防水性やメンテナンスのしやすさを重視するなら、雨や水濡れに強く、汚れてもサッと拭けるPVC製が好適です。色落ちしにくさと軽量性を優先するなら、ポリエステル製も適しています。
天幕のカラー選びにおいては、企業のブランドイメージと用途との相性に注目してみてください。
● 緑色や紺色:落ち着いた印象を与えるため、教育機関や公的機関での利用に
● 白色:清潔なイメージのため、医療・食品系のイベントに
● 鮮やかな色:視認性が高く、イベント会場の目印として
⑤価格と費用対効果
年間の使用回数が多くなりそうな場合は、多少価格が高くても、耐用年数が長い・耐久性が高いといった商品を選ぶ方が結果的に経済的になります。保証期間やアフターサービスの充実度も、費用対効果の一部として評価すべきポイントです。
また、年間で複数回使用する場合は、レンタルより購入の方が有利になるケースが多いです。付属品やオプション装備の価格も事前に確認しておき、実際の運用に必要な総額を把握してから判断してみてください。
おすすめの業務用テント製品
ここからは、清掃用品の専門メーカーとして長年の実績を持つ、テラモト社の「かんたんてんとシリーズ」のおすすめ商品をご紹介します。
テラモト/猛暑対策かんたんてんと KA/1W サマーシールドPB
1.8×1.8mサイズの「テラモト/猛暑対策かんたんてんと KA/1W サマーシールド PB」は、特殊な天幕素材により高い遮熱性能を実現しており、特に夏場の炎天下での作業環境改善や熱中症対策に貢献します。
重量20.5kgという軽量設計ながら、アルミとスチールを適材適所に使い分けたフレーム構造により十分な強度を確保。3段階の高さ調整機能付きで、作業内容に応じた最適な空間を作り出せる点も実用的です。付属の収納バッグにより持ち運びも容易で、現場間での移動が多い業務にもらくらく対応できます。
テラモトかんたんてんと 切妻型 白 Kg/8W
大型イベントや多人数での利用が想定される場合には、3×6mの広々とした空間を提供する「テラモトかんたんてんと 切妻型 白 Kg/8W」がおすすめです。
切妻型の形状は風に対する安定性が高く、屋外での長期設置でも安心して使用できます。白色の天幕は清潔感があり、医療機関や食品関係、教育現場での利用に好印象を与えます。5段階の高さ調整により幅広い設定が可能で、さまざまな用途に柔軟に対応できるのが特徴です。
57kgと重量はありますが、その分の安定性と耐久性を備えています。
テラモトかんたんてんと 切妻型 緑 Kg/4W
「テラモトかんたんてんと 切妻型 緑 Kg/4W」は、中規模な用途に最適な2.4×3.6mサイズで、や自治体での使用を意識した落ち着いた緑色が特徴的です。フレーム重量31.5kgと扱いやすく、設営作業の負担を軽減できます。
防災訓練や地域行事、工事現場での休憩スペースなど、公的な場面での使用に適した色調と機能性を兼ね備えています。収納サイズも24×31×127cmとコンパクトで、保管場所の制約が厳しい環境でも対応しやすい設計です。
テラモト/かんたんてんと 透明横幕・一方幕 300cm
「テラモト/かんたんてんと 透明横幕・一方幕 300cm」は、フレームをぐるりと囲める一枚幕です。透明布で内部の様子を外から確認できるため、受付や案内所としての利用時に威力を発揮します。塩化ビニール製で耐久性があり、汚れても簡単に拭えるメンテナンス性の良さも魅力です。
ファスナー連結により三方幕・四方幕としても使用でき、必要に応じて開放感と密閉性を使い分けられます。重量約3kgと軽量で、追加装備としても大きな負担になりません。
テラモトかんたんてんと KA/8W 脚数:6脚
屋外店舗やイベント会場での使用に最適化された「テラモトかんたんてんと KA/8W 脚数:6脚」は、約60秒という驚異的な設営スピードが最大の特徴です。頻繁な移動や短時間設営が求められる業務におすすめできます。
3×6mの広い空間と1.94~2.25mの軒高により、特に商品展示や接客スペースとして十分な機能を発揮。6脚構造による安定感と、52kgという重量バランスにより、風の影響を受けやすい屋外環境でも安心して使用できます。
別注オーダーで、天幕にプリントが可能です。企業ロゴや団体名の印刷により、ブランディング効果や識別性の向上が期待できます。具体的な仕様や価格について、詳しくはテラモト社までお問い合わせください。
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長期間使用に適したテントのメンテナンス方法
業務用テントは、適切に手入れすることにより良好な状況で使用し続けられ、突然のトラブルによる業務への支障も抑えられます。メンテナンスの方法を確認しておきましょう。
天幕の汚れを落とす方法
天幕が汚れてしまった場合、汚れの度合いや種類に応じたメンテナンスが必要です。軽度の汚れであれば、柔らかいブラシに中性洗剤を薄めた液をつけ、優しく擦り洗いしましょう。汚れが頑固なときは、専用クリーナーの使用がおすすめです。ただし、専用クリーナーは洗浄力が高く、生地が傷みやすいため、目立たない部分でテストしてから使用してください。
また、油性の汚れには溶解系クリーナーが効果的ですが、火気には十分注意が必要です。風通しの良い場所で作業し、洗浄後はしっかり水で洗い流しましょう。カビ発生防止のため、乾燥の徹底も忘れてはいけません。
フレームの汚れを落とす方法
フレームの汚れは、素材に適した方法で落としましょう。アルミニウム製フレームは中性洗剤と水をつけた布で拭き上げ、最後に乾拭きするのがおすすめです。
可動部には定期的に潤滑油を差し、スムーズな動作を保ちましょう。
天幕とフレームに破損がないか確認する方法
天幕は小さな穴や縫製部分の糸のほつれ、生地が薄くなった箇所がないか入念にチェックしましょう。もし破損が見られた場合、専用のテープで応急処置してください。フレーム部分では、接続部分がすり減っていないか、曲がりやひび割れがないか確認しましょう。
適切な保管法
業務用テントを長期保管する際は、天幕とフレームをしっかり乾燥させることが重要です。完全に湿気を取り除いた状態で、直射日光の当たらない湿度変化の少ない場所で保管しましょう。さらに防虫剤や乾燥材を入れておくと、次回使用時まで良好なコンディションを保てます。
正しい業務用テント選びで業務を安全かつスムーズに
業務用テントを選ぶときは、使用目的と環境条件を明確にしたうえで、形状・サイズ・素材・価格をトータル的に検討することが成功へのカギとなります。短期的なコストだけでなく、耐久性や維持費用も含めた長期的な視点での判断も欠かせません。
さらに、定期的なメンテナンスにより商品の寿命を最大化でき、安全で快適な状態を維持できます。滞りなくイベント業務を進めるためにも、正しい選び方と手入れを意識してみてください。
お問い合わせ
お客様のニーズに合わせて、テントの選択方法についてアドバイス致します。その他ご質問・ご注文につきましても、以下よりお気軽にお問い合わせください。
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