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業務用掃除機は家庭用と何が違うの?
正しい選び方とおすすめ掃除機を紹介
2025.09.22 お掃除コラム 商品の選び方 商品紹介コラム 業界コラム 道具の使い方

業務用掃除機は家庭用と何が違うの?正しい選び方とおすすめ掃除機を紹介

強力な吸引力とタフさを備えた業務用掃除機は、清掃の効率を格段に高めてくれるアイテム。家庭用掃除機とは、性能はもちろん目的も異なります。この記事では、家庭用掃除機との違いから、ぴったりの一台にたどり着くための選び方まで解説します。現場に最適な業務用掃除機を見つけて、快適な清掃作業を始めましょう。

業務用掃除機とは?家庭用掃除機との違いを解説

業務用掃除機とは?家庭用掃除機との違いを解説
業務用掃除機は、商業施設や工場、オフィスなど、大規模な清掃作業を効率的に行うための掃除機です。自宅での使用を前提とした家庭用掃除機とは、根本的な設計が異なります。以下では、家庭用掃除機との違いを交えながら、業務用掃除機の特徴を見ていきましょう。

家庭用掃除機との比較

業務用掃除機と家庭用掃除機の大きな違いが、「吸引力」「耐久性」「容量」の3つです。まず、業務用掃除機は家庭用を上回る、強力な吸引力を誇ります。狭い場所の奥深くに潜むゴミや、微細な粉塵までしっかり除去可能です。また、業務用掃除機は毎日の長時間・広範囲の使用を想定し、強化プラスチックや金属パーツを用いた頑丈な設計となっているのも特徴です。さらに、業務用は大容量のゴミを抱えられるコンテナを持ち合わせ、清掃作業の中断回数を大幅に削減できるのも、家庭用と異なるポイントです。

主な用途と利用目的

業務用掃除機は、積極的に掃除の「効率化」を図りたい、以下のような場面で活用されています。

・商業施設やオフィスビルなど、広範囲の清掃
・粉塵や木くず、金属片といった特殊なゴミが発生する場面
・徹底した衛生管理が求められる場面 など

つまり、「広範囲」「特殊なゴミが出る」「厳しい衛生管理が求められる」現場において、業務用掃除機はなくてはならない存在となるでしょう。

どんな業種で使われている?

家庭用ではまかないきれない範囲に対応する業務用掃除機は、特に以下のような業界で重宝されています。

・清掃サービス業
・建設現場・製造工場
・宿泊施設(ホテル・旅館など)
・飲食店
・医療・介護施設

例えば、オフィスビル・商業施設・ホテル・マンションなど、あらゆる場所の清掃を請け負う清掃サービスの現場では、業務用掃除機が重要な機材の一つになっています。また、飲食店においては厨房の床にこぼれた水や油を吸い取り、医療機関では特殊フィルターの搭載で花粉やアレルゲンを除去するなど、衛生管理にも欠かせない存在です。

業務用掃除機の選び方

業務用掃除機の選び方
一口に業務用掃除機といっても、種類や機能はさまざまです。ここからは、現場にぴったりの一台を見つけるための、選び方のポイントを解説します。

清掃場所・ゴミの種類によって選ぶ

まず、どこで、どのようなゴミを除去するか考えましょう。例えば、オフィスやホテルなど、静かな場所で使うなら、できるだけ音が小さいモデルを選びたいところ。逆に、建設現場など大きな音が気にならない場所では、吸引力を最優先に考えても良いでしょう。また、一般的なチリやほこりを対象とするなら乾式タイプで十分ですが、水や油を吸い取りたい場合は、乾いた・湿ったゴミのどちらにも対応する乾湿両用タイプを選びましょう。さらに、細かい粉塵が大量に出る場所では、高性能なフィルターを備えたモデルが最適です。

業務用掃除機の種類で選ぶ

業務用掃除機には、大きく分けて「キャニスタータイプ」「スティックタイプ」「ハンディタイプ」の3つのタイプがあります。それぞれの特徴を理解して、最適なものを選びましょう。

キャニスタータイプ:一般的な家庭用掃除機のように、本体を転がして使うタイプです。大容量の集塵が可能で、パワフルな吸引力が最大の魅力。コード式が多いため、長時間の連続使用にも向いています。
スティックタイプ:手軽で小回りがきくのが特徴で、オフィスや店舗など、こまめな清掃が必要な場所で活躍します。コードレスタイプが主流なので、コードが邪魔になる心配もありません。
ハンディタイプ:手に持って使う小型の掃除機です。狭い場所や高い場所の清掃に重宝します。非常にコンパクトで収納場所を選ばないのも嬉しいポイント。サブ機として持っておくと、清掃の幅がぐっと広がります。

お手入れのしやすさで選ぶ

メンテナンスのしやすさも、業務用掃除機の選び方で重要なポイントです。メンテナンスが簡単だと、作業効率も上がります。特に確認したいのが「フィルター」と「集塵方法」です。紙パック式はゴミをそのまま捨てられるので衛生的で手間がかかりません。一方、サイクロン式やカプセル式は、ゴミを溜めるダストケースを都度空にする必要があります。清掃の頻度やゴミの量、メンテナンスにかかる時間を照らし合わせて選びましょう。

コード式・コードレスで選ぶ

業務用掃除機には、コンセントから電源を取る「コード式」と、バッテリーで動く「コードレス式」があります。コード式は、バッテリー切れの心配がなく、長時間連続で作業できます。また、コードレス式よりも強力なモーターを搭載していることが多く、安定した吸引力を維持し、広範囲を徹底的に掃除したいときに好適です。一方、コードレス式は、電源がない場所でも使用できます。階段や車の清掃など、ちょっとした汚れをさっと掃除したいときに便利です。コードが絡まる心配もないので、取り回しがしやすいのも大きなメリットでしょう。

作業動線やバッテリーの持ち時間で選ぶ

コードレスの掃除機を選ぶ際は、バッテリーの持ち時間も必ず確認しましょう。使用する場所の広さや、作業にかかる時間に見合ったバッテリー容量がないと、思うように清掃できません。また、清掃する場所の作業動線も考慮しましょう。例えば、階段や高い場所を掃除する機会が多い場合は、コードレス式のスティックタイプやハンディタイプ、広いフロアを長時間清掃する場合は、吸引力が落ちにくいコード式がおすすめです。

業務用掃除機導入時の注意点

業務用掃除機導入時の注意点

導入を決める前に、いくつか押さえておきたい注意点があります。ここからは、業務用掃除機の導入時に見落としがちなポイントを見ていきましょう。

導入コストとランニングコストの目安

業務用掃除機は、家庭用に比べて本体価格が高いケースがほとんどです。業務用に限らずですが、紙パックやフィルターなどの交換・購入費など、ランニングコストもかかってきます。本体価格だけでなく、将来的なコストを踏まえて検討することが大切です。

フィルター交換頻度

フィルターは、機種によって交換頻度が異なります。使用頻度が高い場合は、交換の手間やコストも軽視できません。フィルター交換が簡単で、ランニングコストが抑えられるモデルを選ぶと、後々の負担が少なくなります。

誰でも扱える操作性

業務用掃除機は、清掃の専門スタッフだけでなく、複数の人が使うことが想定されます。そのため、誰が使っても簡単に操作できるモデルを選ぶことが重要です。スイッチがシンプルか、ゴミの捨て方が分かりやすいかなど、実際に使う人のことを考えて選ぶと失敗を防げるでしょう。

おすすめの業務用掃除機

テラモトでは、さまざまな清掃ニーズに対応した業務用掃除機を豊富に取り揃えています。ここからは、特におすすめの3商品をご紹介します。

テラモト/充電式クリーナ CL286FDRFW

テラモト/充電式クリーナ CL286FDRFW
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「テラモト/充電式クリーナ CL286FDRFW」は、重量わずか1.7kgの軽量設計でありながら、パワフルな吸引力を誇るコードレス式の業務用ハンディタイプの掃除機です。集塵容量は250mlで、ゴミが溜まったらサッと捨てられる手軽な仕様。LEDライト付きなので、暗い場所もしっかり確認しながら掃除できます。

テラモト/充電式背負いクリーナ VC261DZ

テラモト/充電式背負いクリーナ VC261DZ
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「テラモト/充電式背負いクリーナ VC261DZ」は、背負って使うタイプの業務用掃除機です。重量は4.4kgありますが、両手が自由になるため、階段や高い場所の清掃に大活躍。集塵容量はたっぷり2Lで、特にホテルやオフィスビルの清掃など、長時間清掃を行うプロの現場に最適です。

テラモト/RDリアルミュート 3SET 本体・充電台・バッテリー

テラモト/RDリアルミュート 3SET 本体・充電台・バッテリー
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「テラモト/RDリアルミュート 3SET 本体・充電台・バッテリー」は、48dBの優れた静音性を持つ業務用掃除機です。オフィスやホテル、病院など、静かな環境での清掃に適しています。7.8kgと重量はそこそこですが、キャニスタータイプで、なおかつ集塵容量5.5Lなので、長時間稼働も可能です。

正しい選び方で、現場に合った業務用掃除機を見つけよう

業務用掃除機は、ただ吸引力がパワフルなだけでなく、過酷な現場での効率性や耐久性を追求して作られています。家庭用との違いをきちんと理解し、清掃場所やゴミの種類、お手入れのしやすさなどを考慮して選びましょう。現場の清掃ニーズに最適化された業務用掃除機を選択することで、清掃作業の効率化と品質向上を同時に実現できます。快適で効率的な清掃環境を整えるうえで、ぜひテラモトの業務用掃除機もご検討ください。

お問い合わせ

お客様のニーズに合わせて、業務用掃除機の選択方法についてアドバイス致します。その他ご質問・ご注文につきましても、以下よりお気軽にお問い合わせください。

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