TERAMOTO くらしとterakoyaコラム

シェアオフィスのアフターコロナ対策。役立つ商品や感染対策のポイント
2020.11.11 業界コラム

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シェアオフィス業界において、今やコロナ対策は施設運営していく上で必須事項になっています。ただ、具体的にどんな対策が必要なのか、分からない事業者もいることかと思われます。そこでこの記事では「適切なコロナ対策を講じたい」「感染対策商品を知りたい」といった要望に対して、大手シェアオフィス会社が実施している感染対策をもとに解説します。記事の後半で弊社が販売している商品も紹介しますので、ご事情に合わせてご活用ください。

大手シェアオフィスのコロナ感染対策の紹介

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前の記事にて経団連のガイドラインやコロナ感染対策の基本について解説しました。本記事ではその実践編として、大規模展開している大手シェアオフィスでどのような対策が講じられているのか、複数の事例を紹介します。必要に応じて自社でのコロナ対策の参考にしてみてください。

激戦区横浜エリアで人気のワークスペース

シェアオフィスA社は国内外で800拠点以上を有するグローバルカンパニーです。国内では激戦区の横浜エリアをはじめ、東京を中心に展開しています。横浜の店舗ではハイグレードビルの4フロアを占有しており、充実のサービスを提供しています。具体的にはコミュニケーションが取れて開放的な「共有エリア」、「会議室」、セキュリティ万全で施錠も可能な「個室」、更には景色の良い「テラス」も完備しているのが特徴です。

■A社のコロナ対策
・受付にはパーテーションを設置。スタッフはマスク着用。
・清掃業者と提携。頻繁に共用エリア、トイレ、電話ブースなどを清掃、除菌している。
・消毒剤と使用に関する案内板を設置。その他、殺菌シート、ジェル、スプレー、ハンドソープも完備。
・ラウンジは収容人数を制限。座席間の距離をとるなどソーシャルディスタンスを確保。会議室も同様で一人当たりの使用スペースを増やしている。また、適切な距離を保つ旨を知らせる注意書きがある。

青山のハイグレード会員制シェアオフィス

B社は港区最大規模の会員制シェオフィスです。青山通りに面しており立地が抜群なことに加え、フィットネスジム、スタジオ、室内プールやホテルなど様々な施設が併設されていることが特徴です。

■B社のコロナ対策
・従業員は全員マスク着用。手洗い、咳エチケットなどにも留意。
・人が良く触れる場所(扉、ボタン類など)の定期的な清掃、消毒。
・従業員の体調管理の徹底。発熱、咳がある場合には出勤させない。また、呼吸困難や倦怠感、高熱等の症状が見られた場合には「帰国者・接触者相談センター」に連絡し、先方の指示に従って行動させる。
・利用者への注意喚起。マスクの着用やエントランスでのアルコール消毒を徹底していただく。また、発熱や咳がある場合にはご利用を自重していただく。

都内のオフィス街を網羅したアクセス抜群のシェアオフィス

C社は銀座、新宿、渋谷など主要なオフィス街にアクセスしやすい場所に店舗を構えています。2020年12月には新宿三丁目駅にもオープンを予定しているようです。プランによっては全ての店舗をまたいで利用可能なので利便性が高いのが魅力です。

■C社のコロナ対策
・従業員の健康管理。マスク着用、手洗い・うがい、検温、消毒を実施。
・施設内清掃や会員様貸し出し備品の清掃の徹底。
・施設内の換気。
・対面の座席や隣との距離が近い座席には飛沫防止ガードを設置。その他、受付カウンターにも設置。
・飲食可能エリアでのマスク未着用状態は15分以内に限定。
・シャワーブースやトイレのジェットタオル、集会イベントは中止。
・来場者の手指アルコール消毒と検温を実施。マスク着用の確認。なお、検温には非接触式の測定器を使用しているので、感染リスクがより低い状況になっている。

シェアオフィスの感染対策に役立つ商品の紹介

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ここからはシェアオフィス内の場所別に、感染対策に役立つ商品を紹介します。上述の大手シェアオフィスの事例にもありましたが、経団連のガイドラインでも人の出入りが多い場所での感染予防が強調されています。そこでここではエントランスや受付、そして接触感染の危険があるトイレに焦点を絞って解説します。

エントランス

従業員の健康管理は大前提ですが、お客様の手指消毒が徹底されていることが、クラスター予防に繋がります。また、お客様の注意喚起のためにも掲示物を設置したほうがより安心です。ここでは消毒ポールと掲示用のスタンドを紹介します。

ミセル消毒ポール(足踏み式)
足元のペダルを踏むことで、ポールの上部に設置した消毒液が噴射される仕組みになっています。手でプッシュする必要がないので、余計な接触機会を減らすことができます。1.15メートルの「小サイズ」と1.39メートルの「大サイズ」があるので用途に応じて使い分けてみてください。

2wayサインスタンド
スチール製のサインスタンドで、例えば「手指のアルコール消毒にご協力くださいませ」などといった注意喚起の掲示物を設置することができます。なお、紙を挟み込むアクリル製のプレートには2段階の角度がついているので、垂直にしたり、斜めにしたりすることが可能です。

受付

新型コロナウイルスの感染経路は飛沫感染だと言われています。そのため従業員とお客様との間での濃厚接触は確実に防がなければなりません。また、受付でのソーシャルディスタンスを保つためにお客様同士をパーテーションで仕切った上で、距離を保つ旨を伝える掲示物を設置するなど、お客様が来店時に戸惑わないようにする工夫が必要です。

カウンターパネル
銀行や病院などの窓口にも活用されているパネルです。飛沫感染を予防する効果が見込めます。

ベルトパーテーションlight
列を仕切るためのパーテーションです。お客様の円滑なガイドが可能なことに加え、ベルト製なので臨機応変に形を変えられます。

フロア誘導サイン
床に置いて、順番待ちの待機位置を示すためのサインです。弊社のサインは耐久性に優れ、滑りにくい表面加工を施している他、貼り直しや撤去も楽々行えることが強みです。

ミセル ホルダー 樹脂フレーム(セット)
屋内専用のホルダーで、掲示物を設置するための商品です。屋外や高温になる場所には対応していないのでご注意ください。

トイレ

トイレでの感染対策で重要な点は、「不要な接触を避けること」と「タオルドライヤーを使わない」ことです。他の場所にも言えることですが、トイレは不特定多数の人が出入りし、不衛生になりやすい場所なので、適切な商品を使いましょう。

・ペーパータオルスタンド(壁寄せ設置タイプ)(卓上タイプ
約600枚の紙タオルが入るホルダーがついたタオルスタンドです。また、ホルダーの下には手指消毒液を固定するスペース(バンド付き)があるので、ウイルスを飛散させる心配もなく確実な消毒が可能です。

ペダルボックス
ステンレス素材のペダル式ゴミ箱です。容量は約20リットルです。脚でペダルを踏むと開く仕組みなので、手指にウイルスがつく心配もなく衛生的です。

※出典:一般社団法人日本経済団体連合会「オフィスにおける新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン(2020-05-14)
※関連ページ:2020年カタログ「環境美化用品総合カタログ2020

万全のコロナ感染対策で選ばれるオフィスに!

アフターコロナに適応したシェオフィスを運営するには、基本的なガイドラインを遵守しつつ本記事で述べた様な感染対策を講じることが大切です。商品の購入などである程度の初期費用は必要になりますが、長期的に見れば会社の社会的信用を高めることに繋がります。また、既に対策をしている会社様に関しても、本記事をご覧になって不足している部分があれば、ぜひ弊社の質の高い商品をご活用ください。商品について詳しく知りたい場合は、カタログをご覧いただき、必要であればお気軽にお問合せくださいませ。

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