床養生用フロアシートのおすすめはこれ!床養生シートの使い方と選び方
2024.09.25
商品の選び方
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床養生用フロアシートのおすすめはこれ!床養生シートの使い方と選び方
体育館やイベント会場などで行事を行う際、床面の保護や安全のために床養生シートやフロアシートを敷いて会場をセッティングするケースは多いでしょう。
しかし、床の養生は大変な作業であるため、少人数のスタッフで運営するイベントでは、セッティングに決して少なくない時間や労力が要されてしまいます。
また、床養生シートやフロアシートを購入しようにも、どのように選べばいいのか分からない方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、床養生用のフロアシートの使い方や機能性、選び方について詳しく解説します。
体育館の床養生で抜群の収納性と作業効率を発揮するおすすめのフロアシートもご紹介するので、床養生で悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
床養生フロアシートの使い方と機能性
床養生フロアシートには、さまざまな使い方があります。
まずは具体的な使い方とともに、床養生フロアシートの機能性をご紹介します。
防汚
床養生シートの基本的な機能として「防汚(ぼうお)」が挙げられます。
床養生シートを敷くだけで汚れを防止できるため、特別に高性能な養生シートでなくても防汚機能に期待できます。
雨天時に開催の屋内イベントでの泥汚れ防止や、滑りやすい床による事故の予防などにおすすめです。
防傷
防汚効果と併せ、床養生フロアシートの基本的な機能として「防傷(ぼうしょう)」も挙げられます。
屋内イベントなどをはじめ、リフォームの際に床が傷つかないように保護したり、大型家具の搬入時に床へのダメージを軽減したりするなどの使い方ができます。
防滑
不適切な床材が原因で滑ってしまわないように対策することを「防滑(ぼうかつ)」といいますが、床養生フロアシートの中にも、滑りにくいように加工されているものがあります。雨天時に不特定多数の通行が予想される屋内での転倒事故の予防や、養生シートの上に脚立を立てて高所作業をするといった危険が伴う場合において効果的です。ただし、すべての床養生フロアシートに防滑機能があるわけではないので注意が必要です。
防水
養生対象の水濡れを防ぎたい場合は、「防水」素材が使われている床養生フロアシートがおすすめです。紙タイプの養生シートでも、フィルム加工を施して防水機能を備えたものがあります。
緩衝
床養生フロアシートには、「緩衝」性能を持ったものもあります。屋内での改修作業において、工具を床に落として傷つけてしまわないように予防したり、屋内での高所作業時の落下事故によるケガのリスクを軽減したりするために利用します。また、より防傷性能が高い防傷シートとして利用することが可能です。
防炎
難燃焼性が高い「防炎」素材を使った床養生フロアシートは、建築・建設現場や橋梁工事の床養生、火災リスクのある現場作業などの床養生に必要な機能を持っています。
床養生フロアシートの使用例
次に、床養生フロアシートの具体的な使用例をご紹介します。
体育館
文化祭や展示会などの学校行事や、修繕作業、清掃作業、災害時の避難所、選挙会場において、体育館の床の保護には床養生シートが役立ちます。
特に、不特定多数の人が土足で体育館の中へ足を踏み入れる場合には、床面を汚れや傷から守るために床養生フロアシートが効果的です。
中でも、防水性が高く、傷がつきにくいターポリンや塩化ビニール素材のシートがおすすめです。
建築現場
建築現場では、工具や資材を落として床を傷つけたり、搬入物で床を汚したりしないように、床養生フリアシートを使います。
また、清掃作業中に発生するホコリやチリなどの汚れから床を保護したり、作業員が滑って転倒するといった事故を予防したりするために、緩衝性や防滑性があるシートを使うのも効果的です。
床養生フロアシートを使うことで作業現場が整然とし、作業員が快適に作業できるでしょう。
イベント会場
屋内のイベントでは、床面の保護や利用者の転倒防止として床養生フロアシートが効果的です。イベントの種類によっては、会場の雰囲気やムードを大切にしたい場合もあるでしょう。その場合は、会場の雰囲気や色に合うカラーのシートや半透明のシートがおすすめです。
また、雨天時に屋外から入場する人が多い場合は、防水性の高いターポリンや塩化ビニール素材のシートが効果的です。
床養生フロアシートの選び方
床養生フロアシートには、素材や形状によってさまざまな特徴があります。シートの機能性を最大限に生かすには、目的や用途に合った養生シートを選ぶことが大切です。
ここでは、床養生シートの選び方について詳しく解説します。
素材で選ぶ
床養生フロアシートの素材には、さまざまな種類があります。また、素材によって性能や機能性が異なるため、目的や用途に応じた素材を選ぶことが大切です。
まずは、床養生フロアシートに使われている代表的な素材と、それぞれの特徴について解説します。
塩化ビニール(塩ビ)
塩化ビニールは弾力性が高いため、床面の汚れはもちろんのこと、傷を予防する緩衝シートとしても使うことができます。
また、火気にも強く防炎性がある上に、洗浄すれば何回も繰り返し使えるため経済的です。引裂や摩擦にも強く耐久性があり、テープなどの粘着製品がよくつくので、使い勝手の良い素材といえます。
ポリプロピレン(PP)
ポリプロピレンは、耐衝撃性や耐摩耗性、耐薬品性があり、耐久性に優れているため、長期にわたって使えるのが特徴です。
安価で経済的なことに加え、重量が比較的軽いため、持ち運びがしやすいというメリットもあります。
ポリエチレン(PE)
ポリエチレンのシートをイメージしていただくには、アウトドアや運動会などのレジャーの際に敷物としてよく使われているブルーシートが分かりやすいでしょう。
ポリエチレン製のシートは、防水性が高く軽量なので、養生材としてさまざまなシーンで広く使われています。
ただし、耐薬品性や電気絶縁性が高い一方で、防傷性や緩衝性はあまり高くありません。
紙・パルプ・布
紙素材の養生材の中には、表面にフィルム加工を施し、防水性や防滑性を高めたものがあります。また、使い捨ての養生材の場合、紙素材だと分別が簡単なので処分しやすいというメリットもあります。
厚手の布素材であれば、塗料跳ねの防止に効果的です。
このように、養生材にはリサイクルやゴミの分別が簡単な紙素材、表面のフィルム加工によって防水や滑り止め機能を備えているもの、厚手の布素材など、さまざまな種類があります。それぞれの特徴を確認し、用途に合った養生シートを選びましょう。
ターポリン
ターポリンには、安価で破れにくく、汚れも落ちやすいという利点があります。また、薬品用タンクにも使われるほど耐薬品性に優れているのも特徴です。
さらには、耐水性も高いことから、汚れても水洗いで簡単に汚れを落とせるのもポイントです。
ただし、重要がやや重く、強風時の屋外での使用には向いていません。
形状で選ぶ
床養生フロアシートには、さまざまな素材があることがお分かりいただけたと思います。
しかし、用途や目的に合わせて養生材を選ぶには、素材だけでなく形状も判断材料にすることが大切です。
では、床養生フロアシートの形状について、いくつか見ていきましょう。
クロスタイプ
クロスタイプとは、養生シートが食品用ラップやトイレットペーパーのように、ロール状に巻かれているタイプのことです。
使用する際は、ロールを転がすだけで端から端まで簡単に養生できるため、長い通路や体育館、イベント会場など、広い場所での床養生に最適です。
また、クロスタイプはシート同士のつなぎ目を少なく養生できるので、養生作業の負担を軽減できます。また、つなぎ目が少ないことから、見た目も美しく仕上がりやすく、つまずきなどの事故が起きるリスクも軽減できます。
ボードタイプ
ボードタイプとは、板状になっているタイプをいいます。使用する際は、ボードをぴったりと並べて養生テープで固定するだけなので、よれることなくきれいに敷き詰められるのがメリットです。
一方、サイズがやや大きく、運びにくいという点がデメリットと言えます。ただし、サイズ感や重量が気になる場合は、四つ折りタイプや軽量タイプを選ぶと良いでしょう。
体育館の床養生におすすめのフロアシート
ここまで、床養生は会場の広さや目的、用途などに合わせ、適切に選ぶことが大切であると説明してきました。
体育館やイベント会場など、広い場所で使う床養生フロアシートをお求めの方には、安価でありながら耐久性、耐水性、対候性に優れている塩化ビニール製(基布ポリエステル100%)のターポリンシートがおすすめです。
専用の巻取機やシートハンガーなどと併せて導入すれば、面倒な養生シートの回収作業も簡単です。独自の新機構により、女性でも素早くきれいにシートを巻き取ることができます。
また、巻取機専用ブラシを組み合わせることで、ターポリンシートに付着したゴミやホコリを巻き取りと同時に除去することが可能です。
他にも、シートハンガーを用いれば、ターポリンシートを巻き上げたシートバーを最大12本まで掛けて保管できます。
さらには、シート巻取機とシートハンガーのいずれも大型キャスター付きのため、移動も簡単です。
このように、ターポリンシートと専用の巻取機やシートハンガーを併用すると、床養生作業に伴うあらゆる負担を軽減し、子どもや女性でも安全に養生作業から巻取回収までを行うことができます。
イベントで体育館などの会場の床を定期的に養生するならば、ターポリンシート、シート巻取機、シートハンガーをまとめて用意しておくのがおすすめです。
関連商品:ターポリンシート
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床養生フロアシートを購入する前に
用途や目的に合わせて養生材の素材や形状を決めたら、次は養生範囲に必要な量を確認しましょう。
床養生をする際は、シート同士のつなぎ目を少し重ねる必要があります。そのため、養生に必要な床面積とぴったりの養生材の量だと、足りなくなってしまう可能性があります。
床養生フロアシートを発注する際は、実際の床面積に必要な量よりも少し多くなるようにしましょう。
床養生には作業効率の高いフロアシートが便利
体育館やイベント会場など、広い場所での床養生にはかなりの時間や労力が割かれるものです。
作業効率を上げるには、目的や用途に合った素材や形状の養生材を選ぶこと、そして作業効率の高い養生材を選ぶことが重要です。
体育館といった広い場所での床養生には、TERAMOTO製の体育館シート巻取機、ターポリンシート、シートハンガー一式の導入が断然おすすめです。
TERAMOTOが手掛ける製品であれば、面倒な床養生作業も体へ負担をかけることなく、スムーズかつ簡単に行うことができます。大会前やイベント開催前の床養生作業も面倒にならなくなるでしょう。
作業効率や作業負担、ひいては作業スタッフやお客さまのエクスペリエンスに貢献するツールの利便性を、ぜひ実感してみてください。