TERAMOTO くらしとterakoyaコラム

台所を清潔に!排水管やシンクなど、掃除のやり方の5つのポイント
2021.02.10 お掃除コラム

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台所の清潔度は体調に大きく影響します。食中毒の防止はもちろん、心の安定にもつながるからです。しかし、どこをどのように掃除すれば良いか分からなかったり、寒い中、水回りの掃除はしたくない人も多いかと思われます。そこで本記事では台所周りの効率的な掃除方法について、ハウスクリーニングや家事代行会社等の情報をもとに解説します。排水溝の悪臭など、様々な悩みを簡単に解決する方法も紹介します。

キッチン・台所をキレイにすべき3つの理由

「キッチンはトイレよりも不潔」という話をご存知でしょうか。ある調査にて、大腸菌群やカビ、酵母などの菌の量を指標にして、キッチンとトイレの清潔度を比較しました。その結果、キッチン周りはトイレよりも汚染度が高いことが判明したのです。冬場は感染症のピークでもありますし、キッチンの不潔さが原因で体調を壊すのは避けたいところです。特に今は新型コロナウイルスが蔓延しているので、掃除意識を高め、心身の調子を整えていきましょう。キッチンを掃除すると下記の様なメリットもあるので、是非実践してみてください。

食中毒の原因を断つ

調理台や調理器具などのキッチン用品が不潔だと細菌性の食中毒が発生します。食中毒のピークは湿度や気温が高い7月から10月と言われますが、時期に関係なく清潔度をキープすることが大切です。

不快な悪臭がなくなる

排水溝の掃除を怠ると、油汚れや食品の残りカスなどが内部に蓄積します。そこに水分が加わるとカビや雑菌が極めて繁殖しやすい状況になり、悪臭を放つようになります。ぬめりも発生して不衛生な環境なので、そうなる前に掃除しましょう。

心の整理につながる

風水の分野でも水回りを綺麗にすることが開運に繋がるという考え方があります。流行りの断捨離と同様に、不要なものを捨て、綺麗に片付け、掃除をすることでメンタルに良い影響を与えるという理屈です。

キッチン・台所掃除のポイント1:シンク

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シンクの掃除では汚れの種類やレベルに応じて、洗剤を使い分けるのがポイントです。平常時は、台所用洗剤をつけたスポンジでシンク全体を磨き、水で洗い流すだけです。毎日継続して磨いていれば雑菌の繁殖も抑えられ、清潔に保てるでしょう。一方、汚れが強い場合には以下のように対処してください。

・白っぽい水垢が溜まっている
クエン酸水を使います。作り方は水200mlとクエン酸小さじ1杯を混ぜれば完成です。このクエン酸水をスプレーで水垢に吹き付け、30分放置した後、スポンジでこすれば綺麗になります。なお、クエン酸水は酢と水を1:2で混ぜた酢水で代用できます。
※白い汚れが落ちないときは、石けんカスの可能性があります。その場合は重曹を粉のまま汚れにふりかけ、30分~1時間ほど待った後に、スポンジでこすりましょう。

・サビがついている
長時間シンクに鍋を放置していると、鍋のサビがシンクに移る「もらいサビ」が生じます。サビに対しては、石けんカスと同じく重曹を使いましょう。それでも落ちない場合はクリームクレンザーを使ってスポンジでこすれば除去できます。

キッチン・台所掃除のポイント2:排水溝

排水溝で頻発するトラブルは「ぬめり」「詰まり」「悪臭」です。そしてこれらの原因となるのが油と雑菌です。まずは油について、料理に使われる動物性脂肪は温度が下がると固まり、ぬめりを生じます。さらに排水溝の内部、壁面にへばりつき、つまりの原因にもなるのです。次に雑菌に関して、食べ残しや調理時の生ごみが雑菌の餌となり、繁殖することで嫌な臭いを放つようになります。正しく対処すればこれらのトラブルは解消されるので、下記の手順を参考にしてみてください。

1.カバーとゴミ受けの掃除
まずはカバーとゴミ受けを外し、たまったゴミを捨てましょう。そしてキッチン用の液体洗剤を使い、スポンジと古い歯ブラシを使って掃除します。

2.仕上げのぬめりとり
ゴミ受けを戻し、その上から重曹をかけ、お酢かクエン酸をかけて泡立たせます。その後30分放置して、40度ほどのお湯で洗い流しましょう。重曹の量は排水溝のサイズに依存しますが、コップ一杯(200ml)の重曹にクエン酸180mlほどをふりかけることを目安にしてみてください。

キッチン・台所掃除のポイント3:コンロ

コンロは油汚れと焦げ付きが問題です。これらには強力なアルカリ性の洗剤を使いましょう。ネットで「コンロ」「焦げ付き」「洗剤」などと検索するとアルカリ性の洗剤が出てくるので、お好みのものを選んでください。コンロは複雑な構造なので洗いにくそうなイメージがあるかもしれませんが、以下の手順で掃除すれば簡単です。汚れが目に付く場所なので、ここが綺麗だと一気に清潔感が出ます。

1.取り外せる部品を外す
五徳(鍋を置く部分)、五徳の下にあるカバー、ドーナツ型のバーナーキャップを外し、シンクに移動させます。

2.部品の油汚れをとる
アルカリ性の洗剤を部品類に吹きかけ、5分から10分放置します。

3.天板を掃除
部品の油が溶けている間に天板を掃除します。アルカリ性の洗剤を天板に吹き付け、布で汚れを拭き取ります。ただし、バーナーキャップがついていた部分の隙間に洗剤が入らないように注意してください。加えて、バーナーキャップも歯ブラシで磨いてください。

4.部品をもとに戻す
洗剤をかけて放置していた部品をスポンジで軽く磨き、元に戻します。

キッチン・台所掃除のポイント4:調理台

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調理台は食材や水分が付着しやすく、雑菌が繁殖しがちです。軽く雑巾で拭くくらいでは不十分なので丁寧に掃除しましょう。使う道具は食器用洗剤、ぬるま湯、布、エタノール消毒液です。食中毒のリスクを減らすためにもきちんと掃除しましょう。

1.オリジナル洗浄液で汚れを拭き取る
40℃位のぬるま湯に食器用洗剤を数滴入れて泡立てた後、布巾を浸します。次に軽く絞った布巾で一定方向に拭き取ります。この時、円状に拭いたり往復させると逆に汚れが広がるので、同じ方向に何度も拭き続けるのがコツです。

2.除菌する
布巾で拭いた後の水気が完全に乾燥したタイミングでエタノール消毒液を隙間なく吹き付けます。そして乾いたペーパータオルで消毒液を拭き取ったら完了です。なお、この時も一定方向にふき取るようにしてください。

キッチン・台所掃除のポイント5:換気扇

換気扇は料理中に発生する油煙によって、油汚れがこびりついた状態になっています。このままでは油汚れが垂れてきたり空気の排出能力が低下しますが、掃除によって改善可能です。換気扇掃除の手順は以下の通りです。

1.フィルター、ファンなどのパーツを外し、つけ置き
換気扇の下に汚れ防止の新聞紙を敷きます。また、フィルターとファンをつけ置きするためのゴミ袋をシンク、あるいはお風呂に広げておきます。フィルターとファンを外したらゴミ袋に入れ、さらに40℃から50℃のお湯をひたひたになるまで注ぎ入れます。あとは100gほどの重曹を加えて20~30分つけ置きします。

2.レンジフードを掃除
換気扇本体に被さっているレンジフードも掃除しましょう。アルカリ性洗剤をお湯で溶いて、キッチンペーパーを浸し、全体を拭きましょう。

3.フィルター、ファンの仕上げ
フィルターとファンの汚れが浮いてきたら、歯ブラシなどでこすり、水ですすいだら元の様にセットします。

正しいキッチン・台所掃除で衛生管理バッチリ!

ここまでキッチン・台所で特に汚れやすい場所の掃除方法について説明してきました。いずれも、こまめな掃除が必要なので慣れるまでは苦労するかもしれませんが、必要な掃除道具を取り揃えて、衛生管理を万全のものとしましょう。
また、意外な盲点として手拭きタオルが雑菌の温床となる場合があります。実際約4割の家庭では手拭きタオルを毎日洗濯していないというデータがあるので、定期的に清潔なタオルと取り換えるように心がけましょう。