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帰宅後に行うべき4つの新型コロナなどの感染症対策。【シャワー、洗濯、消毒など】
2021.03.10 お掃除コラム 業界コラム

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新型コロナへの対策として、家庭内での感染対策が求められています。首都圏以外でもこの動きは始まっており、2月には香川県知事が「帰宅後すぐの手洗い消毒」と「スマホなどのこまめな除菌」を要請しました。

このような国内状況を鑑みて、家庭内で対策を始める人も多いかと思われますが、現在は様々な情報が錯綜しています。そこで本記事では厚生労働省等の公式情報を参考に、家でやるべき感染症対策をまとめたので確認してみましょう。

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自宅でも感染症対策を行うべき理由

新型コロナの感染症対策は自宅でも行うべきです。なぜならば感染経路の内訳として、家庭内感染が多いからです。また、気づかない内に外からウイルスを持ち帰ってしまう場合もあるので、自宅での適切な行動が自己防衛に繋がります。以下では自宅でコロナ対策を行うべき理由を深掘りします。

感染経路は家庭内感染が多い

東京都内の感染経路判明者の内、家庭内感染の割合は依然として高いままです(2月現在)。2月17日時点の発表では新規感染者378人の内、約半分にあたる170人は感染経路が判明しています。そして170人の中で、最も高いのが家庭内感染(90人)でした。また、これと同時期に浜松市における家庭内感染の多さが報道されるなど、昨今は首都圏、地方を問わず自宅での対策が軽視できなくなりました。

外からのウイルスを全てシャットアウトするのは不可能

ウイルスは目に見えないので、外部からの侵入を許しやすいです。更に新型コロナは物の表面に付着してから、24~72時間は感染力を維持する場合があり、いつの間にか自宅が汚染されている可能性もあります。そのため、持ち帰ったウイルスはできるだけ早く消毒しなければいけません。

※出典:厚生労働省「新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)

帰宅後にやるべき感染症対策

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先述したように自宅へのウイルス侵入は完全には防げません。目に見えないだけで手や髪の毛、衣服などにはウイルスが付着しているからです。

そのため、ウイルスを100%持ち込まないよう気を付けることも大切ですが、持ち込んだウイルスをいかに処理するかが現実的な対策です。特に新型コロナは家庭内感染が多いので、帰宅後にやるべき感染症対策を知っておくことは大切です。以下では具体的な対策を列挙します。

帰宅後にやるべき感染症対策1:石鹸で手を洗う

帰宅後は30秒以上の手洗いをしましょう。流水で洗うだけでも15秒間で100分の1のウイルス量になることが分かっていますが、石鹼で10秒揉み洗いした後に流水で15秒すすぎ洗いすると、1万分の1まで減らすことができます。

仮に手洗いができない場合には手指用のアルコール消毒液でも代用可能です。アルコール濃度については70~90%のものが有効ですが、60%台でも一定の効果が確認されています。

帰宅後にやるべき感染症対策2:外で使ったマスクを処分

外で使用したマスク表面にはウイルスが付着している場合があるので、帰宅後は速やかに処分しましょう。その際はマスク表面でなくゴム紐部分だけを持って外し、蓋つきのゴミ箱に捨てます。

さらにマスクの取り外しで手にウイルスが付着する可能性を想定し、手指をアルコール消毒するか石鹸で洗うようにしましょう。
なお、家族に感染が疑われる人がいるときには清潔なマスクをつけ直すようにしてください。ちなみに外出時に着用していたマスクには花粉もついている可能性があるので、花粉症予防の観点でも迅速に処分した方が良いでしょう。

帰宅後にやるべき感染症対策3:シャワー・風呂へ直行

厚生労働省が公表している「新しい生活様式の実践例」の資料では、人混みの多い所に行った後は、直ぐにシャワーを浴びることを推奨しています。流水による手洗いでウイルスの数を大幅に減らすことは広く認知されていますが、同じ原理で体中のウイルスを落とすことができるからです。

しかし、帰宅後のシャワーを実践できている人は多くありません。2021年1月15日の女子SPA!が発表した調査によると、新型コロナウイルス感染症対策の実施状況について、全国の30~49歳までの男性100人、女性100人を対象にアンケートしました。その結果、帰宅後にシャワーに直行しない男性が40%、女性が37%であることが明らかになったのです。

冬場などは浴室に向かうのも億劫になるかもしれませんが、密な環境で過ごした後にはシャワーを浴びて、万全の感染対策を講じましょう。

帰宅後にやるべき感染症対策4:服を脱いで洗濯

帰宅後は衣服にもウイルスが付着しているかもしれないので速やかに洗濯しましょう。洗剤と流水の力でほとんどのウイルスを洗い流すことができます。また、糞便などの体液が付着している場合には手袋とマスクをつけた状態で、一般的な家庭用洗剤で洗濯した後、完全に乾かすようにしてください。

※出典:厚生労働省「「新しい生活様式」の実践例

その他、自宅でできる感染症対策

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ここまでは帰宅後に限定してやるべき感染症対策を紹介しましたが、ここからは自宅で常に心掛けるべき項目をまとめます。同居人がいる場合を想定していますが、「換気」など一人暮らしにも有用な内容が含まれます。

自宅でできる感染症対策1:家族全員がマスク着用

家族に感染者あるいは感染の疑いがある人がいる場合には、全員マスクを着用しましょう。のど・鼻周囲の加湿ができるだけでなく、飛沫感染のリスクを減らせます。マスクの効果については東大の研究グループが感染者と非感染者を見立てたマネキンを使って実験し、ウイルスの吸引量を測定することで、以下のことを証明しています。

・感染者、非感染者の両方が布マスクをつけた場合、両方つけない場合と比較して、ウイルスの吸い込み量は30%ほどにまで抑えられる
・同じ条件で布マスクの代わりにサージカルマスクにすると、20~30%程度まで抑えられる

要するに家族全員がマスクを着用することによって、ウイルスの吸入量を大幅に抑えることができるのです。仮にマスクがないときには、咳やくしゃみの際にティッシュで口・鼻を覆うなどして、飛沫が飛ばない工夫をしましょう。

自宅でできる感染症対策2:共用部分の消毒

取っ手、ドアノブ、ベッド柵などの共用部分は消毒します。市販の塩素系漂白剤を薄めた溶液で拭いた後、水拭きあるいはアルコールで拭きとりましょう。漂白剤の薄め方については製品裏面やメーカーHPに記載されているので、指示に従って調製してください。また、トイレ、洗面所、キッチンなどのタオルや食器類は接触感染のリスクがあるので、共用しないようにします。他のポイントとしてはトイレや洗面所、浴室等のこまめな消毒が挙げられます。水拭きや家庭用洗剤で用いてウイルスを拭き取るようにしましょう。

テーブルやイスなどの『正しいモノの消毒方法』は以下の記事をご覧ください。正しい拭き方、適切な洗剤などを解説しています。
【厚生労働省推奨】熱水やアルコール消毒液。コロナの感染予防につながる「モノの消毒・除菌方法」とは

自宅でできる感染症対策3:換気

定期的に部屋の換気を行いましょう。厚生労働省の資料では感染者のいる部屋はもちろん、他の家族がいる部屋や共有スペースの窓は開けっぱなしにすることが推奨されています。一方、窓を開けることで花粉が入ってくるリスクもありますが、この問題に関しては、都内の大学で「医真菌学」を研究されている某教授が以下のような見解を示しています。

・不特定多数の人が過ごしている部屋や、感染者・濃厚接触者がいる部屋は重点的に換気が必要なので、割り切って換気する
・一人暮らしや家族だけの場合は日常レベルの換気に留める
・加湿器で部屋の湿度を40%以上にすることで花粉が舞いにくい状態にして、床に溜まった花粉は掃除機などで吸引する
・窓の前に空気清浄ファンを設置して、入ってきた花粉をキャッチさせる

※出典:厚生労働省「新型コロナウイルス感染症(新型コロナウイルス感染症対策専門家会議 脇田座長ご説明)
※出典:厚生労働省「ご家族に新型コロナウイルス感染が疑われる場合 家庭内でご注意いただきたいこと~8つのポイント~

帰宅後の油断はNG!家の中でも感染症対策

感染症対策は家の中でも重要です。家庭内感染が深刻化している以上、今までよりも消毒を徹底しなければならないからです。特に帰宅時の行動は大切で、手洗い・シャワーで体についたウイルスを落とし、衣服は洗濯、マスクはウイルスが飛散しないように処分します。感染症対策の実施状況のアンケート結果によると、まだこれらの作業を完璧に実践できる人は多くありませんが、本記事や厚生労働省のHPを参考に実践してみてください。

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