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ちりとりとほうきの購入はセットで考えよう!種類と正しい使い方とは
2021.04.28 商品の選び方

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ちりとりとほうきは、場所を問わず活躍することが多い掃除道具の1つです。また、お互いの用途の関連性がとても深いため、購入や買い替えなどはセットで行うことも珍しくありません。効率的な掃除を実現するためには、ちりとりとほうきの種類を正しく理解することが大切です。そこで今回は、ちりとりとほうきの大まかな種類とおすすめの組み合わせ、そしてその使い方について解説します。

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ゴミの種類、大きさによって異なるちりとりの種類

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ちりとりには実は大まかに分類しても、4つの種類に分けることができます。分類方法は主にちりとりの用途とゴミの大きさです。用途と異なるちりとりを使ってしまったから掃除ができない、といったことはありませんが効率性は低下してしまう可能性が高まります。そうならないためにも、まずはそれぞれの種類と特長を確認しましょう。

ちりとりの種類1:ダストパン

ちりとりの中で最もコンパクトで柄の短いタイプです。プラスチック製、もしくは軽量のメッキ素材を使った軽量であることが多く、収納も容易なことから自宅の掃除などでも活躍しています。軽くて小さなゴミを移動しながら集める際には、取り回しやすいダストパンが適しています。一方、他のタイプと比べると容量が少なく、柄も短くバランスが取りにくいため、たっぷりとゴミを入れるとこぼれやすくなってしまうというデメリットもあります。落ち葉などの大量かつゴミも大きめな掃除には、他のちりとりの方が適しています。

※関連ページ:テラモト「ダストパンII」

ちりとりの種類2:鉄道ちりとり

ダストパンとは対照的に「大容量」で「大きなゴミも収集可能」、さらに「持ち運びやすい形状」のちりとりが鉄道ちりとりです。ゴミ受け部分がドーム状になっているのが特徴的な構造になっており、丈夫な鋼板をメッキ加工しているケースが多いです。

名前のとおり、駅のホームなど屋外を掃除するために使われることが多いちりとりで、持ち手の柄の長さもちりとりの中ではトップクラスの長さ。ゴミを収集する度に深く腰を折る必要がありません。落ち葉などの大きなゴミから、吸い殻などの小さなゴミまで幅広い収集に使えるのもメリットの1つ。さらに特徴的なドーム構造をしているため、風などでゴミが飛びにくいというのも屋外での使用に適しています。

その一方、ダストパンと比べると重量があり、業務用のものでは1kgを超えてしまうことも珍しくありません。また縦横高さの長さもそれなりにあるため、収納スペースも確保する必要があります。

※関連ページ:テラモト「鉄道チリトリ」

ちりとりの種類3:三つ手ちりとり

ダストパンと鉄道ちりとりの中間的なサイズであり、主に個人用で少し大き目のゴミを収集する際に便利なのが「三つ手ちりとり」です。ドーム部分を省いた鉄道ちりとりのような構造をしており、ダストパンよりも大きいゴミの収集に適しています。また、重量も鉄道ちりとりの半分程度のことが多いので、鉄道ちりとりよりも扱いやすいでしょう。その反面、ダストパンよりも収納スペースが必要であり、また鉄道ちりとりよりも容量が少ないという短所もあります。

※関連ページ:テラモト「三つ手ちりとり」

ちりとりの種類4:文化ちりとり

一本の長い柄とフタが特徴的なちりとりが「文化ちりとり」です。公園内や学校などの各所を移動しながら掃除する際に多く用いられるちりとりで、ちりとりを床に置くと蓋が開き、持ち上げると蓋が閉まるので収集しやすく、ゴミがこぼれにくいという特長があります。背前述した広いスペースを移動しながらゴミを集める用途にはとても便利な反面、個人宅など狭いスペースの掃除にはあまり向いていません。
ちなみに「文化」には「最先端の」という意味があり、他のちりとりにはない機能性(フタ)を持つことから「最先端のちりとり」という意味で文化ちりとりと名付けられたとされています。

※関連ページ:テラモト「文化チリトリ」

各種ちりとりと相性の良いほうきとは

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収集するゴミの大きさや場所によって適した種類があるのは、ちりとりだけでなくほうきも一緒です。そこで先ほど紹介した4種類のちりとりと相性が良いほうきをピックアップして紹介します。購入や買い替えの際はぜひ参考にしてください。

ダストパンには「自在ほうき」や短柄のほうきがおすすめ

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主に軽くて小さなゴミの持ち運びに適しているダストパンには、ほこりなどの細かなゴミの掃除することに向いている「自在ほうき」との相性が良好です。自在ほうきはいわゆるT字のほうきで、細くて密度の高い毛材を使用しているので細かなゴミを絡め取りやすいのです。自在ほうきは、一般的には背筋を伸ばして使う長柄のものがほとんどですが、学校などでは柄を外して毛材部分だけにして座ったままダストパンに入れられるようにしたものも、しばしば使われています。

※関連ページ:テラモト「自在ホーキ」

大きなゴミだけを取る「土間ほうき」、「竹ほうき」には鉄道ちりとり

広めの庭や公園の落ち葉掃除などに適している土間ほうきや鉄道ほうきには、大容量の鉄道ほうきがおすすめです。特に土間ほうきは紙屑や吸い殻といったポイ捨てごみを巡回して集める「拾い掃き」に用いることが多く、より効率的に清掃作業を進めるためには、大容量の鉄道ほうきはとても魅力的です。

※関連ページ:テラモト「シダホーキ」

三つ手ちりとりは「座敷ほうき」などがおすすめ

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前述した土間ほうきは、業務用だけでなく家庭の玄関やベランダなどでも活用されることが多いです。その際は鉄道ちりとりではなく、より軽量で扱いやすい三つ手ちりとりの利用をおすすめします。ダストパンでも代用は可能ですが、より頻繁に腰を屈めなければならならいため、効率や体の負担などの視点でも三つ手ちりとりが適しているケースが多いです。
また、屋内掃除でも比較的大きなゴミを収集する「座敷ほうき」との組み合わせも悪くありません。掃除機による畳の傷みが気になる方は、座敷ほうきと三つ手ちりとりで掃き掃除を行ってみてはいかがでしょうか。

※関連ページ:テラモト「座敷ホーキ」

移動しながら利用する文化ちりとりには「やしばミックス」

やしばほうき

移動しながら使うことが多い文化ちりとりには、落ち葉や細かい砂、ほこりまで幅広いゴミを掃くことができる汎用性の高いほうきが適しています。その代表格がテラモトが製造している「やしばミックス」。ヤシの葉脈とセペット穂を混合した毛材なので、コシが強くて大きなゴミを掃きやすいだけでなく、ホコリなどの細かなゴミまで集められます。

※関連ページ:テラモト「やしばミックス」

ちりとりとほうきの相性を考慮してみよう

意外と奥深い「ちりとり」と「ほうき」の種類と相性について紹介しました。家庭用、業務用のどちらの用途でもそれぞれの適性に合わせた備品を利用することで、業務の効率化や体の負担の低下につながります。ぜひ一度、今使っているちりとりとほうきを見直してみてください。

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