TERAMOTO くらしとterakoyaコラム

ゴミ箱の臭いは施設のイメージ低下の要因に。その原因と対策とは
2021.05.12 業界コラム

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ゴミ箱の臭いは施設のイメージ低下など、経営に悪影響を与える可能性があります。特に夏場は悪臭や雑菌の繁殖に悩まされる施設も多いのではないでしょうか。そこで本記事ではゴミ箱の臭いの原因、および消臭対策について、環境省の情報等をもとに解説します。弊社が開発した最新鋭の対策商品も紹介するので、清掃業者はもちろん、介護、飲食店、公共施設(駅・公園等)、ビル・大型商業施設などの事業者様は是非ご覧ください。

施設のイメージ低下にもつながるゴミ問題

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施設を運営する上で、ゴミ問題は確実に解決しなければいけません。2021年、一般社団法人日本能率協会は臭い対策に特化したB to B専門展示会「消臭・脱臭・防臭ソリューション展」を主催します。そのイベントHPでは、臭いが施設に及ぼす悪影響として、以下の3点を紹介しています。

1.店舗や施設の集客力低下
2.イメージダウン
3.勤務環境の悪化による人手不足

「ニオイ」は良くも悪くも人の感情や身体にダイレクトに作用します。ゴミ箱の悪臭もその例に漏れないでしょう。例え自社サービスが優れていても、臭いのせいで正当に評価されないということもありえるので、正しい対策方法を知る必要があります。まずは各事業者向けに施設ごとのゴミと悪臭問題の現状を紹介します。

介護施設のゴミと臭いの問題

介護施設で問題となるのが、発臭性廃棄物、つまり排泄物の臭い(尿臭・便臭)です。使用済みの紙おむつが適切に処理されていない場合には、部屋全体に悪臭が充満することもあります。この適切な処理というのは意外にも難しく、使用済み紙おむつをビニール袋で密閉したつもりでも、隙間から臭いが漏れるケースが頻繁にあります。施設の規模によってはリビングに臭いが漂うことで入居者、職員のストレスになりえるでしょう。更に、入居者の家族や関係機関等、外部の人間も出入りするため、悪臭がこもっていると、衛生状態を疑問視されかねません。
居室の臭いについては、おむつ交換後の換気や空気清浄機の利用によって軽減できますが、使用済みおむつの保管場所では、より徹底的な悪臭対策が必要です。

飲食店のゴミと臭いの問題

近年、飲食店の悪臭問題が周辺住民の苦情に繋がっています。以前は、畜産農場や製造工場から出る臭いの方が問題となっていましたが、風向きが変わってきているのです。その背景として、人々の臭いに対する意識の高まりがあります。昔より悪臭苦情の対象が広がることで、調理臭などが住民のストレスに繋がっています。なお、飲食店から出る悪臭の原因を分類すると、以下の3つに大別されます。

1.調理臭
2.排水の腐敗臭
3.ゴミ箱の腐敗臭

※今回はゴミ箱由来の臭いに焦点を絞るので、調理臭、排水の腐敗臭の対策を講じたい場合には、環境省が公開している「飲食業の方のための『臭気対策マニュアル』」をご覧ください。

飲食店は生ごみが多いので、回収するまでに時間がかかると、直ぐに強烈な臭いが発生します。しっかりと密閉できるゴミ箱を使うだけでなく、ゴミ置き場の清掃も徹底する必要があるでしょう。

公共施設のゴミと臭いの問題

日本の公共施設にはゴミ箱があまり設置されていません。かつてはコンビニ、駅前、公園等に数多く設置されていましたが、現在は撤去する動きが広がっています。一方で、新型コロナ以前に限ると、外国人観光客が増加傾向にあったので、ポイ捨てが深刻化しています。実際に沖縄や京都ではポイ捨て問題が顕在化しており、解決が求められています。

「それならばゴミ箱を設置するべきでは」という意見もありますが、元々の撤去理由は公共施設のゴミ箱がゴミで溢れかえり、悪臭を発し、景観を乱すことでした。家庭ゴミが持ち込まれるというマナー違反もその原因です。他方、外国人観光客は街中にゴミ箱があるのが当たり前の文化で過ごしているので、現状はポイ捨てを防止できていません。
ゴミ箱の設置の要否は簡単に決められませんが、仮に設置する場合には、従来よりも収集効率を向上させ、悪臭を発生させないようにしなければなりません。

ビル・大型商業施設のゴミと臭いの問題

ビル・大型商業施設の共通点は、人の出入りが多く、広いスペースがあるということです。必然的にゴミ箱の量も増えますが、効率的に収集ができないと、直ぐにゴミ箱が満杯になります。これにより悪臭が発生し、景観を損ねるので、施設のイメージ低下に繋がるでしょう。
人材は限られている以上、ゴミ箱の堆積量を把握し、効率的なゴミ収集を実施する必要があります。

※出典:一般社団法人日本能率協会「「消臭・脱臭・防臭ソリューション展」 | 第3回 香りデザイン東京」
※出典:環境省「飲食業の方のための『臭気対策マニュアル』
※出典:一般社団法人 廃棄物資源循環学会「観光地のごみ処理対策 観光地のジレンマ ~観光地にごみ箱は設置すべき?~
※出典:公益社団法人 日本ファシリティマネジメント協会「複合商業施設における複合ゴミのエネルギー資産化システムの開発と環境問題解決への貢献

施設などのゴミ・悪臭対策

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ここまで各施設が抱えるゴミと臭いの問題について、順に紹介しました。飲食店の調理臭と排水の腐敗臭だけは他の問題と毛色が異なりますが、その他の問題は以下の2点に集約することができます。

1.ゴミ箱から悪臭が漏れる
2.ゴミ箱からゴミがあふれる

これらの問題を解決することで施設の清潔感は格段にアップするでしょう。

まず、1つ目の悪臭が漏れる問題を解決するには「機能性の高いゴミ箱を使うこと」が有効です。例えば弊社の「セパスリムペダル」は容器と蓋に抗菌加工がしてあり、細菌を抑制する効果があります。また、袋止めもついているので、本体が汚れにくい設計になっています。これで細菌・雑菌の繁殖による臭いは軽減します。

その他、介護施設に最適な商品としては「おむつペール」があります。先述したように、使用済みおむつを密閉しても、臭いが漏れ出すことが問題でしたが、こちらの商品は臭い漏れしづらく、中の汚物も見えにくい構造になっています。また、セパスリムペダルと同様に、袋止め付きで、消臭剤カバーもついています。もしもゴミ箱について他の商品が気になる場合にはカタログをご覧ください。

次に、2つ目のゴミがあふれる問題ですが、こちらは「IoTで収集効率を上げること」が効果的です。ゴミ箱にセンサーをつけ、ゴミの堆積量が遠隔地から把握できれば、最適な人員配置が可能となり、ゴミがあふれるリスクが大幅に減少します。弊社でも「TERAS BOX」というIoTサービスを展開しており、導入することで以下のようなことが出来るようになります。

■TERAS BOXが出来ること
・センサー付きゴミ箱(スマートゴミ箱)がゴミの堆積量を計測
・クラウド上に堆積状況のデータが収集、蓄積
・作業員のスマートフォンやタブレットに回収が必要なゴミ箱の情報が送られる
・堆積状況はブラウザからリアルタイムで監視可能
・効率的な収集ルート分析
・(拡張プラン)臭気や熱を感じるセンサーを設置
・アラート機能で早急に対応すべきゴミ箱が分かる
・ゴミ箱を設置すべき場所、すべきでない場所が明らかになる

以上のように、スマートゴミ箱を活用すると様々なメリットを享受することができます。アメリカのフィラデルフィアでは既にスマートゴミ箱を実際に導入(他社)しており、ゴミの回収回数を9割削減、回収コストも7割削減しています。国内でもカフェやタピオカ店が多い地域では、ポイ捨て防止を図るため、運用が始まっています。
現在、悪臭やゴミ回収にお悩みであれば、ぜひスマートゴミ箱をご検討ください。

※関連ページ:テラモト「TERAS」
※出典:公益財団法人ニッポンドットコム「「ゴミ箱が満杯で捨てられない」を IoTで解決…自動でゴミを圧縮し回収目安も教えてくれる「スマートゴミ箱」登場」

ゴミ箱の臭い対策で清潔感アップ

今回は施設ごとにゴミ問題をまとめ、その対策方法を紹介しました。ニオイは良くも悪くも人間の感情や記憶に大きな影響を与えるので、施設は年中清潔な状態に保たなければなりません。それが客足の増加はもちろん、従業員の働きやすさにも繋がることでしょう。一方、これから対策をしようにも「人手不足で実施できない」といった事業者様は、IoTを活用するのも選択肢の1つです。より良い施設運営にお役立てください。