TERAMOTO くらしとterakoyaコラム

落ち葉掃除は効率よく、手間を省きたい ~秋冬の面倒さを軽くするコツやおすすめツール~
2022.12.15 お掃除コラム

ちりとり捨楽

秋から冬にかけて、お掃除をするうえで頭を悩ませるもの……落ち葉です。
庭がある住宅や、街路樹に面した建物にあるオフィスや店舗などでは、落ち葉掃除は欠かせないもの。
たくさんの落ち葉を放っておくと、害虫被害や側溝・雨どいのつまりの原因になってしまいます。
店舗やオフィスの場合は、清掃が行き届いていない印象を持たれてしまうことも。
住宅でも、まれに隣人トラブルのきっかけになる場合があります。
面倒な落ち葉掃除を効率よくするためのコツ、おすすめの清掃道具をチェックしてみましょう!

効率よく掃除するために、道具は“落ち葉のある場所”で決める

落ち葉掃除といえば、ホウキを手にして落ち葉を掃きながら集めるイメージが強いもの。
もちろんホウキを使った掃除は間違いではありません。
しっかり、効率よく落ち葉を掃除するためにチェックすべきは、「落ち葉がある場所」です。
落ち葉掃除にぴったりな清掃道具と併せて、おすすめ&チェックポイントをあげてみました。

●ほうき

落ち葉掃除に必要な道具の基本は、やっぱりほうきです。
チェックするポイントはほうきの素材。
室内の清掃・玄関先といった外周りなどで使うほうきの多くは、掃く部分(穂)が細く柔らかい素材でできています。
しかしコンクリートやアスファルトといった固い地面の上に溜まった落ち葉を掃き集めるには、穂の部分が頑丈な『竹ぼうき』がおすすめです。
竹ぼうきを上手に使うコツは、地面に対して45度くらいの角度で掃くこと。
地面に接する部分が大きくなり、効率よく落ち葉を集められます。
竹ぼうきを上手に使うコツは、グッと地面に押し付けるのではなく、軽い力でサッと撫でるように掃く方法です。
やや重いという部分が竹ぼうきのデメリットですが、そんな時はヤシの葉素材を使った『やしばホーキ』もおすすめです。

やしばホーキ

※商品ページ:やしばホーキ オーバル

●熊手

ほうきの穂にあたる部分が、十数本の爪になっている道具が熊手です。
最近ではこのように爪先の素材が多様化しています。
・昔ながらの竹製
・軽くて取り回しがしやすいプラスチック製
・丈夫で固く、地面を均すのに最適な金属製
このなかで落ち葉掃除に向いているのは、やはり竹製のもの。
柔らかい地面や芝生、砂利が敷かれた場所のうえの落ち葉掃除にぴったりです。
竹ぼうきよりも軽量なものが多く、爪先の隙間が比較的広いため、土・砂・砂利は通り抜けて落ち葉だけを集めることができます。
ただし雑草が茂っていたり、草木が多い場所・蔓性の植物が生えている場所は、熊手の爪先が引っかかってしまうので不向きです。

●ブロワー

落ち葉掃除の強い味方のひとつが、ブロワー。
一見すると掃除機のように見えますが、主な機能はその逆。ドライヤーのように風を吹き出すことで、落ち葉を一か所に集めます。
ほうきや熊手が入りにくい狭い場所、側溝にたまってしまった落ち葉などを集めるときに役立ちます。
最近は家庭用のブロワーも多く、価格帯も1万円程度といった手に取りやすい機種が増えています。
コンセントにつないで使うもの、充電式のもの、バキューム(ゴミを吸い込む)機能がついているものなど、大きさや重量をあわせると、たくさんの種類が出ています。
使いやすいものを見つけて一台持っておくととても便利な清掃道具です。
ただし使用時の音がやや大きい場合があるので、使う時間帯には気を付けましょう。

●チリトリ

落ち葉掃除を効率化するために重要なツールのもうひとつは、チリトリです。
他の場所の清掃で出るゴミと違い、落ち葉は一度に大量に集めることが多く、体積も大きいもの。
一般的な容量のチリトリを使って集めていると、ゴミ袋に何回も移すことになってしまいます。
そこでおすすめしたいのが、ゴミ袋を直接セットできるちりとり捨楽です。
ゴミを集める容器部分が付いておらず、大きく開いた輪のようなフレームにゴミ袋をつけて使用します。
軽くて取り回しやすく、掃き込み口が大きいため、集めた落ち葉をそのままゴミ袋に入れることができます。
セットできるゴミ袋サイズも、業務用のような大容量(70リットル)サイズから、家庭用ゴミ袋(45リットル)や大き目のレジ袋サイズまで用途に併せて選べます。

ちりとり捨楽

※商品ページ:ちりとり捨楽(小)

落ち葉掃除をするのに、ぴったりのタイミングをチェック

落ち葉掃除を効率よく行うためには、ベストなタイミングを知ることも必要です。
どんな日に清掃すべきか、ポイントをまとめてみました。

●風が吹いていないとき

秋や冬は風が強く吹く日があります。
そんな日は、せっかく集めた落ち葉が舞い上がって散乱してしまい、二度手間になることに。
風が強く吹いていない日を選んでお掃除しましょう。
また、天気予報で風が強くなる予報があるときは、早めに落ち葉掃除を済ませておくことをおすすめします。

●よく晴れて乾燥しているとき

落ち葉は雨に濡れたり、湿度が高く水分を含んだ状態では、地面に貼りついてしまいとても集めにくくなってしまいます。
数日お天気が続いたあとの、からりと晴れた日が落ち葉掃除にとってベストなタイミングです。
また、雨の日が続くといった予報があるときにチェックしたいのが、側溝や雨どいにたまっている落ち葉です。
雨が降りだす前に取り除いて、水流がつまって溢れてしまわないよう気を付けてくださいね。

●ゴミ回収日が近いとき

落ち葉は自治体によって「可燃ごみ」「資源ごみ」「草木ごみ」と分別方法が変わります。
住んでいる場所のゴミ分別方法をチェックして、回収日が近いタイミングで落ち葉掃除の計画をたてるのもベストです。
落ち葉は集めて置いておくと腐りやすく、害虫やにおいの発生原因になる場合があります。
回収日が近く、保管する時間は短いようにすることも大切です。

効率よく落ち葉を集める方法って、ある?

ワンシーズンのあいだに何度もしないといけない……落ち葉は思っているよりたくさん溜まり、大変。そう思ってしまうと、うんざりして面倒になってしまいます。
そんな落ち葉掃除を効率よくすすめられるコツがあります。

●落ち葉を集める場所・方向を決める

まず決めたいのは、どこに落ち葉を集めるかです。
四方から落ち葉を掃き集められる場所がどこか、チェックしてみましょう。
風が吹いても防げる場所だとよりベストです。
次に重要なのは、できる掃除する人の動きを最小限にすること。
敷地の端(四方)から中央へ向かうようなイメージで、掃く方向は一方向になるよう意識すると効率的です。
敷地内が終わったら、側溝や雨どいなども確認して、落ち葉がたまっていたら必ず取り除きましょう。

●集めた落ち葉が再び散乱しないようにする

落ち葉を集める場所は、人通りが多い場所に近いところは避けましょう。
通行の妨げになるだけでなく、人流で起こった風でせっかく集めた落ち葉が散乱してしまいます。
落ち葉は集めたら早めにゴミ袋に収めることをおすすめします。

●風の動きを観察して“吹き溜まり”を見つける

風の動きをよく観察してみると、落ち葉が自然と集まるポイントがあります。
“吹き溜まり”と呼ばれ、落ち葉がたまりやすく、風によって散乱することも少ない場所です。
敷地内を見渡して、吹き溜まりを見つけたらそこに向かって落ち葉を掃くと、効率よく集められます。

お掃除を始める前に、敷地内の木の様子を見ておきましょう。
濃い茶色に変わっていたり、乾燥した状態で丸まりつつある葉は、わずかな風でもすぐに落ちてしまいます。
落ちそうな葉は先に落としてしまい、一緒に集めてしまいましょう。

コツを押さえて効率よく落ち葉掃除をおこないましょう

落ち葉掃除を効率よく行うためののコツ、おすすめの清掃道具をご紹介しました。
落ち葉の溜まっている場所によって道具を変えたり、晴れが続いている日を選んだりして掃除することが大切です。
面倒な落ち葉掃除を効率よく行い、綺麗な状態を保ちましょう。

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