TERAMOTO くらしとterakoyaコラム

掃除を子どもに習慣づける方法とメリットとは
2019.05.28 お掃除コラム

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昔から掃除は子どもの情操教育にとても重要だとされています。ただ、掃除を子どもに習慣づけるのはなかなか大変です。「どうしたら掃除を好きになってくれるのか」と悩んでいる親も多いと思います。
そこで今回は、子どもに掃除を習慣づけるためのポイントをご紹介します。

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子どもに習慣づけるポイント4選!

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幼児の頃からも重要!

子どもは親の様子をよく見ており、小さな子どもが大人の真似をすることは珍しくありません。
親が楽しそうに掃除をしている姿を見せていれば、子どもも自然と掃除に興味を持つようになるでしょう。
最初は「ごっこ遊び」のような感覚で、履き掃除や雑巾がけを一緒に楽しみ、きれいになったらたくさん褒めてあげましょう。

楽しみながらやらせてみよう

スマホやビデオカメラを使って、子どもが掃除をしている姿の動画を撮るのもおすすめです。
子どもの成長の記録にもなりますし、父親が帰宅した後に子どもが一生懸命掃除をしている姿を見せれば、父親も子どもの頑張る姿を見ることができます。その際に「頑張ったね」と褒めてあげれば、子どもは掃除が楽しみになっていきます。

気長に教えよう

子どもが掃除に興味を持ったとしても、遊びと同じですぐに飽きてしまうこともあります。
すぐに掃除を習慣づけることばかり意識するのではなく、気長に教える心がけることをおすすめします。
子どもが自主的に掃除をしてくれたり、手伝ってくれたりしたときは、子どもに任せて、仕上がりに関わらず「上手にできたね。きれいになって気持ちいいね」と声を掛けて、掃除をするときれいで気持ちが良くなるということを伝えるようにしましょう。

子ども用の記録シートを作る

お掃除をしたら、掃除をした日や掃除の場所、内容を記入する記録シートを作ると子どものやる気をアップさせることができるかもしれません。
コピー用紙を使って壁に貼ってもいいですし、ノートやカレンダーを使うのもおすすめです。
お掃除をした日には子どもが好きなキャラクターのシールを貼ったり、スタンプを押してあげたりすると、頑張りが目に見える形になり、継続しやすくなります。

掃除は学力アップにもつながるかも

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「掃除の習慣と学力が関係するの?」と意外に思われるかもしれません。
掃除や片付けを子どもに任せると、大人のように完璧にはできないかもしれません。
それでも子どもなりに頑張って掃除をして、その場所がきれいになると「自分の力で掃除ができた」という自信を持つようになります。
そして、掃除をしたことで家族や周りの人が喜ぶと、自分の行為が他の人に認められ、他の人の役に立ったという感覚が芽生えます。
これを繰り返すことで「できた」という経験と喜びにつながり、子どもの自己肯定感を育てることになります。
勉強においてもそれは同じで「自分はできる」という自分を肯定する感覚は自信につながり、学力を向上させていきます。
また、掃除の習慣が身に付いていれば、机の周りや部屋の中の整理整頓ができるようになります。
どこに何があるのかを把握できるようになり、教科書やノート、文房具などもしっかり所定の位置に収められ、勉強に集中して向き合える環境が自然に整えられるようになってくるでしょう。

楽しみながら掃除をしましょう

子どもは親を映す鏡だと言われています。子どもに掃除の習慣をつけさせるためには、まずは親が掃除をする姿を子どもに見せることが大切です。
子どもが掃除に興味を持てるように、一緒に楽しみながら掃除や片付けをしてみてはいかがでしょうか。
子どもが掃除をした後は、「きれいになって気持ちいいね」、「ありがとう。とっても助かったよ」などと声掛けをすることも、子どものやる気をアップさせるコツです。
掃除を通じて得た自己肯定感や身の回りをきれいに保つ習慣は、学習面にも良い影響を与えるかもしれません。

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