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汚れの落ち方が全く違う!おすすめの雑巾と拭き方の種類
2020.10.02 お掃除コラム

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雑巾は床や壁などの拭き掃除に欠かせない掃除道具です。身近な存在である雑巾ですが、実は使われている繊維によって分類され、さらに各種類によって適した汚れや使い方があるなど、意外と奥深いのです。今回は雑巾の最適な使い方を種類別、拭き方別に紹介します。毎日の掃除の負担を軽減して、より効率的に行いたい人はぜひチェックしてみてください。

用途で異なる雑巾の種類

雑巾は使われる素材によって「綿雑巾」、「化学雑巾」、「マイクロファイバークロス」の3つに大別できます。それぞれの特徴を以下でまとめたので、確認してみましょう。

綿雑巾

綿雑巾は、その名のとおり綿素材で作られています。「綿100%でなければならない」というわけではなく、ポリエステル繊維などが含まれていることもあります。いわゆる昔ながらの雑巾であり、家庭で使わなくなったタオルや衣服から作ることも可能。小学校の家庭科の授業でミシン掛けの練習で雑巾を縫った人も少なくないのではないでしょうか。同義語で「ウエス」と呼ばれることもありますが、一般的に雑巾の方がウエスよりも厚手なので丈夫で耐久性が高いとされています。また、大きさも多種多様ですが、フェイスタオルくらいの大きさで比較的薄手のタイプは乾きが早く、使い勝手も良好です。

化学雑巾

ほこりの除去に最適なのが「化学雑巾」です。化学雑巾には、あらかじめ油剤や界面活性剤、抗菌剤などが染み込まれており、水を使うことなく汚れを取り除くことができるのです。従来の雑巾+水の入ったバケツという掃除の定番スタイルを覆す商品として、発売当初から話題を呼びました。汚れの吸着性に優れますが、普通に洗うとその効果が落ちてしまうのでレンタルもしくは使い捨てで利用するのが一般的です。また、床の素材によっては薬品の影響で「くもり」が発生することもあるので、利用の際は事前に確認することをおすすめします。

マイクロファイバークロス

薬品によって汚れを除去する化学雑巾と異なり、マイクロファイバークロスは繊維そのもので汚れを落とします。その秘密は、極細のナイロンやポリエステルなどの化学繊維で、通常の雑巾に使われる綿などよりも高い吸水性を実現。さらに化学繊維は自然素材のものよりも汚れを除去や吸着する性質が優れており、拭き掃除をより効率的に行うことができるのです。洗剤なしで汚れが落とせることに加え、とても滑らかな表面をしているので拭く対象物を傷つけにくいのも綿雑巾や化学雑巾にはない魅力です。

綿雑巾の拭き方はケースバイケース

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綿雑巾は、化学雑巾やマイクロファイバークロスと比べると幅広い使い方が可能です。拭き掃除をする目的や対象によって正しく使い分けることで、効果的に汚れを落とせます。その代表的な5種類の使い方を以下でまとめたので確認してください。

■綿雑巾の拭き方

拭き方 除去対象 内容・注意点
から拭き 軽度の汚れ、ほこり 軽くなでるように拭く。水拭きや洗剤拭き後の仕上げ。
湿り拭き ほこり 1. 乾いた2枚の雑巾の間に、しっかりと絞った濡れ雑巾を挟む。
2. 「1」の状態の3枚を一緒に絞る。
3. 乾いた雑巾が半乾きの雑巾になる。
4. 「3」の雑巾でほこりを周囲に散らさずに拭き取る。
水拭き 水溶性の汚れ 水に濡らして汚れを拭き取る。表面に水が残ると汚れや拭き跡が残るので、必ず仕上げにから拭きする。
洗剤拭き 油脂性汚れ 洗剤を残さないように必ず、水拭き、仕上げ拭き(から拭き)する。
吸い取り こぼした液体 こぼした液体(ジュース)の上に雑巾を載せて吸い取る。

拭き跡を残さない拭き方

水拭きなどの際は、必ず一方向に拭き進めましょう。円を描くように拭いてしまうと、仕上がりにムラが発生して拭き跡が目立ちやすくなります。

FireShot Capture 203 - 拭き跡を残さない拭き方 - www.teramoto.co.jp

化学雑巾の拭き方と適さないもの

先述したとおり、化学雑巾は薬品が含まれているので拭き掃除や磨いてはいけない家具や素材などが存在します。一般的にはつや出し家具やピアノには使っても良いとされていますが、薬品の成分によっては吸着剤などが染みこんでしまう恐れがあるので、確証がない場合はマイクロファイバークロスや雑巾で乾拭きすることをおすすめします。特に桐だんすなどのつや消し家具には利用しないようにしましょう。

化学雑巾の使い方のポイントは、力を入れずに軽く拭き取ることです。そのとき、軽くS字を描くように雑巾を動かしましょう。吸着剤のおかげで容易に汚れを拭き取ることができます。仮に落ちにくい汚れがあったとしても、絶対にゴシゴシと擦ってはいけません。薬品が付着してシミなどの原因になってしまいます。

マイクロファイバークロスは水拭き・から拭きのどちらも優秀

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超極細の化学繊維を使用したマイクロファイバークロスは、繊維の断面が鋭角・多角形のため、洗剤を使わなくても細かい汚れやこびりつき、油汚れなどを落とせます。さらにガラスや金属など、通常の雑巾だと傷つきやすく、化学雑巾だと薬品の影響を受けやすい対象にも利用できます。マイクロファイバークロスは、汚れの種類や対象によって水拭き・乾拭きを使い分けることをおすすめします。

■マイクロファイバークロスを濡らして使う
しつこい油汚れや乾燥してこびりついた汚れを拭き取る際、マイクロファイバークロスを水に濡らして使用しましょう。その際は、濡れたマイクロファイバークロスをしっかりと絞ることで、汚れを落とす性能がより一層向上します。

■乾いたマイクロファイバークロスを使う
ガラス面や金属面、鏡など、傷つきやすいものを磨き上げる際は乾いたマイクロファイバークロスを使ってください。水に濡らさなくても十分、手垢やくすみなどを除去でき、ピカピカに仕上げられます。水拭きした後の仕上げのから拭きも必要ないので、より効率的な掃除も実現できます。

テラモトの綿雑巾、マイクロファイバー

綿雑巾、化学雑巾、マイクロファイバークロスはインターネット通販などで簡単に手に入れられます。例えば、テラモトでは業務用、大判、安価タイプの3種類の綿雑巾を用意。バケツなどと合わせて購入するお客様が多いです(※カタログP390参照)。マイクロファイバークロスは、モップや清掃用ダスターに活用されており、オフィスビルのエントランスのほか、病院、商業施設などで活躍しています(※カタログP358参照)。

※関連ページ:テラモト総合カタログ

雑巾の種類と特徴を理解して正しく使い分けよう

綿雑巾、化学雑巾、マイクロファイバークロスの3種類の雑巾とそれぞれの特徴、使い方のポイントについて解説しました。家庭用、事業用のどちらであっても3種類の雑巾を使い分けるタイミングはたくさんあるので、まずはそれぞれの使い勝手を試してみることをおすすめします。業務用清掃用品メーカーのテラモトでは、日々の生活に役立つお掃除情報を発信中。興味がある方はぜひ以下のコラムもご一読ください。

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