TERAMOTO くらしとterakoyaコラム

大掃除のスケジュールと掃除する場所の順番とは
2020.12.09 業界コラム

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毎年年末に欠かせない行事といえば、大掃除ですよね。
いくらこまめに掃除をしていても、家中隅々まできれいにするにはかなりの時間がかかります。
なかには想定以上に時間がかかり、毎年「間に合わなかった」「諦めた」と嘆いている方も多いのではないでしょうか。
少ない時間内で家をきれいにするには、あらかじめスケジュールや掃除する順番を決めておくことが大切です。
そこで今回は、大掃除のスケジュールと掃除する場所を紹介していきます。
年末の大掃除の際に、ぜひ参考にしてください。

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大掃除の計画・順番を決めるメリット

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大掃除をスムーズに終わらせるために大切なのが、計画と掃除の順番です。
では、掃除の計画と順番を決めているとどんなメリットがあるのでしょうか。
この章では、大掃除の計画・順番を決めるメリットを見ていきます。

1.無駄なく掃除ができる

掃除計画をあらかじめ立てておくことで無駄なく掃除が行えます。
目の前にあるものから手当たり次第に掃除していると、ホコリがまって掃除した場所が汚れてしまったり、家中を行ったり来たりしてしまったりする可能性があります。
そのため、大まかでもよいので掃除する部屋や順番を決めておくのがよいでしょう。
部屋単位で掃除することで、掃除した場所とそうでない場所がすぐにわかるため、二度手間も省けます。

2.時間内に掃除を終わらせられる

スケジュールや計画を立てることでその時間内に掃除を終わらせられます。
たとえワンルームだとしても、家の中は非常に広いため隅々まで掃除しようと思うと膨大な時間がかかります。
制限時間を設けておかなければ、いつまでも掃除は終わりません。
部屋ごとにある程度の時間を決めて、時間内に終わらせられるように掃除するようにしましょう。

3.分担できる

家族やパートナーと同居している場合、大掃除は分担するのが効率的です。
その場合、あらかじめ計画立てておくとスムーズに持ち場の掃除を行えます。
いつも料理を行う人はリビングを、お風呂掃除をしている人はお風呂場を掃除するなど、いつも掃除して慣れているところを担当するのがよいでしょう。

大掃除の計画を立てる

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大掃除の計画はあらかじめ立てておくとスムーズに掃除ができます。
大掃除は、持ち物の整理やゴミ出しなども踏まえ年末の1ヶ月前、少なくとも2週間前くらいから準備しておきましょう。
では、大掃除までの大まかなスケジュールを見ていきます。

1.持ち物の整理

まずは、家の中の不用品を整理しましょう。
家の中には無数のものがあるため、あらかじめ整理を先にしておくのがスムーズです。
そのまま捨てるのはもったいないという場合、フリマアプリなどに出店するのもおすすめです。
しかし、売れないままいつまでも置いていると物が一向に減らないので、期限を設けて期限内に売れなかったものは処分するのがよいでしょう。

2.ゴミ出し

不用品は、大掃除前に処分しておきましょう。
なぜなら、早めに捨てないと家のなかが無駄なもので溢れてしまうからです。
持ち物の整理ができたら、次のゴミの日に出すのがよいでしょう。
粗大ゴミなどはゴミ出しの日が指定されているので、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。

3.掃除計画の作成

続いて行うのが、掃除計画の作成です。
掃除する日にち、掃除する箇所、制限時間などをあらかじめ決めておきましょう。
先にある程度決めておけば、大掃除当日は掃除だけに集中できます。
また、どこを掃除するか決めておくことで必要な道具も準備できるでしょう。
複数日で大掃除を行う場合、掃除する日にちもあらかじめ決めておくことが大切です。

掃除する順番を決める

大掃除のスケジュールを決めたら、続いては掃除する順番を決めていきましょう。
無駄なく、汚れをきれいに落とすためには掃除の順番も重要です。
順番を考える際に大切なことを紹介していきます。

1.基本は上から下、拭き掃除は下から上

照明や天井などの高い場所から掃除に取り掛かりましょう。
埃などを床に落とし、後からまとめて掃除機やモップなどで拭き取ることで効率的に部屋をきれいにできます。

ただし、壁や窓は上から下に拭き掃除してしまうと「液だれ」する可能性があるため、下から上方向に行うことをおすすめします。

2.よくつかう場所から掃除する

大掃除する際は、よくつかう場所から優先的に掃除しましょう。
大掃除とはいえ、部屋のすみずみまで完璧に掃除するには相当な時間がかかります。
毎日使用する台所やお風呂、トイレなど念入りに掃除したい場所からとりかかりましょう。

3.動線を意識して掃除する

大掃除の際には、同じ階、同じフロアを順番に掃除するなど、動線を意識しましょう。
なぜなら、場所がバラバラになると移動に無駄な時間がかかるからです。
また、どこまで掃除したのかを認識しにくいため、「〇階から、時計回りに」など動きやすさを意識した計画を立てましょう。

重点的に掃除すべきスポット

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大掃除の計画を立てた後は、具体的にどの場所の掃除に注力するか決めましょう。特に力をいれるべき4つの場所の掃除のポイントを解説します。

1.キッチン

自炊家庭は毎日欠かさず使用するであろうキッチンは、念入りな掃除が必要です。
普段かんたんな掃除のみで済ませている場合には、水あかやぬめりなどもしっかりと掃除してあげましょう。
また、排水溝がつまっていないかチェックし、詰まっている場合にはパイプクリーナーを使うのがおすすめです。
キッチン道具や調味料など、不要なものがないかどうかもしっかりと確認しておきましょう。

2.寝室や書斎

毎日掃除機をかけていても、窓際やベッドのすみなどは汚れが溜まりやすいです。
普段掃除しきれていない場所もすみずみまできれいにしましょう。
また、寝室や書斎などはものがあふれやすい場所。
この1年使わなかったものやいらないものは思い切って処分しましょう。
いらないものをなくすだけでも、部屋はかなりきれいになります。

3.お風呂

カビが繁殖しやすいお風呂は、大掃除で徹底的にきれいにしましょう。
パッキンなどは漂白剤を使用し、しっかりとカビやくろずみを落としていきます。
溝など細かい汚れは使用済みの歯ブラシなどが役立ちます。
また、排水溝は髪の毛が詰まりやすいので、パイプクリーナーで溶かしてあげましょう。

4.リビング

毎日家族で過ごすリビングは、知らないうちに髪の毛やごみ、食べかすなどがたまっています。
しっかりと掃除して、気持ちの良い新年を迎えましょう。
掃除する際には、下から上を順番にしほこりが舞わないよう水分のあるぞうきんで汚れをキャッチしていきましょう。
ソファなど大型家具の下など、普段は掃除していない場所もしっかりチェックするのがおすすめです。

スムーズな大掃除で気持ちよく新年を迎えよう

年末の恒例行事である大掃除は、あらかじめプランや掃除の順序を決めておくとスムーズです。
「毎年無計画で年内に掃除が終わっていない」という人は、今年こそ計画的に進めてみてはいかがでしょうか。
たとえ一人暮らしだとしても、部屋のすみずみまで掃除するのはかなり大変です。
優先順位をつけながら、しっかりと断捨離・掃除を行いましょう。

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