TERAMOTO くらしとterakoyaコラム

工場用滑り止めマットなど。事故防止に役立つ備品と清掃方法
2021.05.19 商品紹介コラム

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製造現場や工場で事故が発生すると、生産量の減少はもちろん、会社の信頼性の低下など多くのリスクが生まれてしまいます。
そこで本記事では「工場における事故や怪我の事例とその防止法」やマットなどの「工場作業での事故防止に役立つ備品・商品」について、厚生労働省等の情報をもとに解説します。

工場、製造現場の事故防止の重要性

工場、製造現場では事故を起こさないための取り組みが大切です。従業員の安全担保がその理由ですが、実際には全国各地で重大事故が報告されています。厚生労働省の「労働災害事例」によると、工場、製造現場では以下のような事故が発生しています。

・花火工場の爆発事故により男性が死亡
・ロール器の清掃作業中に、ローラーに指が巻き込まれ、指を切断
・荷下ろし作業中に足を滑らせ、転倒(肋骨骨折)

いずれも大怪我や死亡事故に繋がった事例です。会社と従業員を守るため、自社でできる対策を講じなければいけません。

対策としては、意外に思えるかもしれませんが「清掃」が密接に関係している場合があります。本記事では対策グッズとして高機能マットを中心に紹介しますが、まずは工場、製造現場の事故防止に「なぜ清掃が必要なのか」を解説します。

※出典:厚生労働省「職場のあんぜんサイト:労働災害事例

工場、製造現場の事故と清掃の関わり

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工場内を適切に清掃することで、事故リスクの減少が期待できます。その根拠としては、先述の厚生労働省の資料において、事故原因が清掃不足だった事例が散見されるからです。実は上の花火工場の爆発事故も清掃不足を含む諸要因が引き起こした事故なのです。

■花火工場の爆発事故
・概要
花火工場の2つの棟で、それぞれ爆発・火災が発生。2名が全身熱傷によって死亡した。
・原因
調査によると清掃不足が一因ではないかと予測。動力機器の使用時にはシャフトやベルトに火薬や粉塵が堆積するが、これが摩擦熱により着火したのではないかとみられている。また、作業靴や服の静電気対策が不足したことも要因として考えられている。

このように清掃不足によって人命が失われるケースもあるのです(詳細な原因は断定されていません)。そのため、ここからは事故防止に繋がる商品としてマットについて触れ、その後、その他の衛生環境製品も合わせてご紹介します。

事故防止につながる衛生環境製品1:マット

工場に頻発する事故として「転倒」が挙げられます。そのため転倒が起きづらいように工夫すること、そして転倒時の怪我防止を考慮する必要があります。これらの解決策として、ここでは既存のマットを高品質なものに変更することを提案いたします。

弊社では設置場所や目的別に様々な種類のマットを取り揃えていますが、工場での事故防止を目的に敷くマットとしては「耐油クッションマットFW」という商品が最適です。以下のような特徴を持っているので、ご興味あればカタログをご覧ください。

■耐油クッションマットFWの特徴
1.耐油性
油による品質劣化に耐性がある(NBRを使用)ので、機械を扱う現場に向いています。

2.クッション性
高倍率に発砲したクッション層を有します。そのため転倒時の怪我防止だけでなく、底冷えや立ち仕事による疲労が軽減するなどの効果があります。厚さも16mmと極厚で、踏み心地も抜群です。

3.転倒防止機能
フチに傾斜がついているので、めくりあがりでつまずいたり、転倒しづらいです。

4.3種のサイズ
小さいものは450×750mm、大きなものは900×1500mmまでご用意しています。

ちなみに、同じマット商品としては「制電クッションマット」という商品もおすすめです。こちらは転倒時の怪我防止機能だけでなく、静電気除去機能に優れており、精密機器の故障要因を減らすことが可能です。また、先述したように静電気がきっかけで起こる大規模な工場事故も存在するので、万全の対策を講じたい事業者様は是非カタログをご確認ください。

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カタログ内には、除菌液を浸透させて靴底を除菌する「除菌マット」や、靴底のほこりを取り除く「除塵粘着シート」など、工場向けだけでも多彩な商品を取り揃えています。特に現在は感染症対策も重要ですので、これを機に足元の衛生管理を見直すのも良いかもしれません。普段何気なく吸引しているウイルスや病原菌の数も減るので、作業員の健康状態も向上します。

事故防止につながる衛生環境製品2:吸油シート

■レンタルした施設にて撮影を行っています。

京都労働局は「転倒災害防止対策事例集」という資料を公開しています。これは様々な業界の各事業場の転倒防止対策事例をまとめたものです。本記事ではその一部の事例を解説するに留めますが、皆様の業界の事例も含まれるかと思いますので、ご興味あればご覧ください。資料中では転倒事故防止対策の1つとして、工場(製造現場)での取り組みが紹介されています。

■製造現場の転倒防止対策事例
・抱えていた課題
金型棚から金型を出し入れするときに、金型に付いている油が床に垂れていた。その油を踏んだ作業員が現場を歩き回ることで現場の床全体が滑りやすくなり、転倒のリスクが高い状態に陥っていた。
・対策方法
金型棚の下に薄型のトレイのようなオイルパンを設置。その結果、通路に油汚れが広がることはなくなった。オイルパンは週に1回清掃することをルール化。

これはオイルパンの設置によって床がぬるぬるになるのを防いだ事例です。そしてこの事例と同様の結果が望める商品としておすすめするのは、「吸油シートシリーズ」です。抜群の吸油性能と油保持力が魅力で、自重の約10倍以上の油分を吸収することができます。また、ロールタイプや4mm厚、裏地なしタイプなど豊富なラインナップを取り揃えています。

また、「油だけでなく水の対策もしたい」という方にはオイル・水をどちらも吸収する両用タイプもあります。自社工場の状況に照らし合わせて、必要であれば導入してみても良いでしょう。

※出典:厚生労働省 京都労働局「転倒災害防止対策事例集「転ばぬ先の杖!」

事故防止につながる衛生環境製品3:掲示物(サイン)

厚生労働省が平成28年に発表した労働災害発生状況によると、工場で発生する事故の内、最も割合が多いのは「転倒事故」です。これに「墜落・転落」、「動作の反動・無理な動作」、「はさまれ・巻き込まれ」と続きます。今回は主に転倒事故に注目しましたが、理想は全ての事故をゼロにすることです。

そこで最後は、転倒事故に限らず非常に汎用性の高い事故対策商品として、「ミセルサインシリーズ」を紹介します。本シリーズは大まかに表現すると視認性の高い掲示物で、様々な形状の商品が含まれます。パーテーションと併用することで動線をコントロールしたり、他にも案内表示、注意喚起に活用できるなど、使い勝手が良いのが特徴です。

厚生労働省でも「見える安全活動コンクール」と称して、危険の「見える化」を推進しています。具体的には労働災害が生じやすい箇所に掲示物を設置するなどして、作業員の注意喚起を行うというものです。HPでは社内通路に「段差注意」「手すりを持って昇降」「スリップ注意」「足元注意」などと記載された掲示物を設置した企業も紹介されています。これをミセルシリーズに置き換えて使うことで、事故対策に貢献できると思われます。視認性に優れるだけでなく、オリジナルデザインが作れるサービスもあるので、ご興味あればお気軽にお問い合わせください。

※出典:厚生労働省「あんぜんプロジェクト
※出典:厚生労働省「平成28年 労働災害発生状況

清掃・備品を見直すことで工場の事故防止を

今回は工場の事故防止に有効な方法をいくつか紹介しました。「丁寧に作業しよう」という心がけも大切ですが、事故が起きづらい状況を作り上げることが何より重要です。
そのためには、本記事で取り上げたマット・吸油シートなどを活用して、まずは転倒事故を防止しましょう。また、工場では他にも手足を挟んだり有害物質に触れるなどの危険もありますが、掲示物を設置するなどして、できる限りの対策を講じましょう。