TERAMOTO くらしとterakoyaコラム

雨の日の必須設備!傘袋スタンドやしずく落としの種類と特徴について
2022.06.08 商品紹介コラム

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雨の日は誰しもが憂鬱な気分になりがちです。特に企業に勤める会社員ならば、スーツできっちりと服装を整えなければならないのに、雨でぐしゃぐしゃに濡れてしまうのは気分も落ち込んでしまうでしょう。
そんな雨の日ですが、実は危険が潜んでいることを皆さんは知っていますか?もし、雨の日にひそむ危険を知らなければ、思いもよらぬケガや経営上のダメージにつながるかもしれません。
ここでは雨の日には欠かせない企業の必須設備「傘袋スタンド」と「しずく落とし」について紹介していきます。
それらが必要な理由と、どのように使用するのかも合わせて紹介していきますので、興味のある方はぜひご確認ください。

 

※おすすめ記事:梅雨になったら大活躍!店舗や施設でみかける「傘立て」のニッチな世界

 

雨の日は事故が起こりやすくなる

なぜ会社や施設などでは雨の日対策が必要なのでしょうか。当然ながら、雨の日は床が濡れてしまうことが原因で、転倒事故が多くなります。
転倒事故と聞いてもいまいち重大性が感じられないかもしれませんが、日本では仕事中の転倒によって4日以上仕事を休む人が年間3万人以上いると言われています。
この統計の中には段差での躓きや、床に落ちたままの油が原因となっている事例も含まれますが、雨によって床が濡れた状態を放置するのは非常に危険です。
特に高齢の方は若い方に比べて足腰が弱く、転倒しやすい傾向にあります。さらに、骨がもろくなっているため転倒によって骨折してしまったり、受け身をうまく取れずに手や足を捻ってしまうこともあるでしょう。若い方であっても、階段付近で転倒した場合、大けがにつながる恐れがあります。
従業員のけがは業務効率の低下や人手不足の原因にもつながるため、企業は雨の日対策を行う必要があります。

※出典:厚生労働基準監督署「転倒災害について」

企業で行うべき雨の日対策とは?

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雨の日対策として企業が何をすればよいのか分からないという方もいるでしょう。ここでは簡単に行える企業の雨の日対策を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

対策①:細目に床を清掃する

雨の日に転倒しやすくなるのは、床に落ちた水滴が原因です。服や靴、傘についた水滴が外部から持ち込まれることによって、オフィス内の床が塗れてしまいます。靴裏に付いた水気は玄関、ロビーにマットを設置しておけば取り除けます。
とはいえ、服や傘に付いた水滴をすべて取り除くのは不可能なため、細目に床を掃除することで対応しましょう。モップや水きりワイパーを用いて床掃除をすれば、おおよその水気は取り除けるでしょう。

対策②:注意喚起のアナウンスを流す

雨の日の転倒は、従業員側が意識的に気を付けることでも防げます。張り紙や看板などをロビーの目立つ場所に設置しておくだけでも、従業員の意識を変えられるのでおすすめです。特に転倒すると危険な階段付近に設置するのも良いでしょう。
必ず目に付くよう蛍光色を用いたり、足元に意識が向くようイラストや写真を使用すると、より視覚的に伝えられます。朝の通勤時や夕方の退勤時など、たくさんの人が移動する時間帯には注意喚起のアナウンスを流すのも効果的です。

対策③:傘袋スタンドやしずく落としを設置する

外で使用した傘も、オフィス内に水滴を持ち込む原因の一つです。もちろん、傘を使用した本人もオフィスに入る前、雨粒を振り落としているでしょう。しかし、それだけでは傘に付いた雨粒を全て取り除くことは出来ません。撥水加工が施された傘であれば、振り払うだけでほとんどの雨粒を取り除けるかもしれませんが、多くの人が使用しているのはビニール傘をはじめとする安価な市販のものです。
そのため、傘についた雨粒をオフィス内に持ち込ませないためには、傘袋スタンドやしずく落としを設置すると良いでしょう。
傘袋スタンドとはスーパーやショッピングセンターでもよく見かける、傘用ビニール袋を設置できる製品です。しずく落としはマットが装着された製品であり、雨に濡れた傘をマットに振り当てることで雨粒を取り除きます。
傘袋スタンドやしずく落としを設置すれば、傘の撥水性能の有無に関わらず、オフィス内に水滴を持ち込まないようにできます。

傘袋スタンドの種類

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傘袋スタンドと言っても、イメージができる人も少ないかもしれません。そのため、ここでは傘袋スタンドの主な種類について紹介していきます。傘袋スタンドの導入を検討してる方は、購入の際に参考にしてみてください。

利用者が自分で袋を装着するタイプ

スーパーやショッピングモールなどにも設置している場合も多く、普段目にする機会が多いのが、利用者が自分で袋を装着するタイプです。誰でも利用できる傘袋と、傘袋を廃棄するゴミ箱が付属した簡易的な傘袋スタンドになります。
特筆すべき機能がないため、傘袋スタンドの中でも安価な価格が利点となります。一方で、傘袋を装着するためには、利用者が雨に濡れた傘に触る手間が必要です。
春や夏といった温かい季節だと問題ありませんが、秋や冬といった寒い季節になると、傘袋を装着すること自体が利用者にとって負担となります。また、手が濡れてしまうことを面倒に感じる方も少なくありません。
こういった理由から、傘袋スタンドを設置したにもかかわらず、傘袋を装着しない従業員が出てくる恐れがあります。経営者側からすると安価な傘袋スタンドはそれだけで魅力的ですが、従業員が傘袋を利用してくれなければ意味がないため注意が必要です。

自動で袋を装着してくれるタイプ

こうした傘袋スタンドの懸念点を克服しているのが、自動で傘袋を装着してくれる傘袋スタンドです。これだけでも、利用者の負担が無くなり、傘袋を利用しやすい環境に整えてくれます。
利用者を増やすため、可能な限り利用者の負担を軽減するというのはビジネスでも採用されている方法です。そのため、必ず傘袋を装着してほしいという場合、こちらの自動で装着してくれるタイプの方が効果的かもしれません。また、自動で傘袋を装着してくれるため、手動で装着するのに比べて非常に効率的です。
営業や商談などの目的でオフィスに訪れる方が多い、始業時間前に会社に付く従業員が多くなるという場合にも、玄関前で余計な時間を取らせない製品は役に立つでしょう。

しずく落としの種類

傘袋と違い商業施設に設置されていることが少ないため、馴染みがないという方もいらっしゃるでしょう。しずく落としも傘袋同様、いくつかの種類があります。簡単に紹介していきます。

傘を上下に振るタイプ

一見するとゴミ箱のような、直方体もしくは円筒型のしずく落としです。
とにかくスリムな形状なため場所を取らず、玄関に複数置いても圧迫感を感じることはないでしょう。また、見た目もミニマルな印象を与えますので、都会的なオフィスを演出できます。

傘を左右に振るタイプ

大判の長方形二枚がVの字型に装着されたしずく落としです。傘を左右に振ってしずくを落とすため、その分大きいサイズになっているのが特徴です。
上下に振るタイプとは異なり、わざわざ立ち止まる必要がないため、短時間で効率的に傘に付いた雨粒を取り除けます。短い時間で多くの人がオフィスに訪れる場合には、こちらのタイプが適しているかもしれません。

テラモトおすすめの製品を紹介

では最後にテラモトで販売されている傘袋スタンドとしずく落としを紹介していきます。どちらかを導入することは考えており、まだ具体的な製品を選びきれていない方は、ぜひ購入をご検討ください。

【傘袋装着機】傘ポン

傘ポンは利用者が自分で傘袋を装着するタイプの傘袋スタンドです。傘ポンでは一般的な長傘だけでなく、折り畳み傘にも対応しています。

また、傘袋回収機能(傘袋用ゴミ箱)が付いていないスリムタイプや、シックなカラーリングのブラックタイプなど、複数のタイプを展開しており、お客様のニーズに合わせた製品をご購入いただけます。

※製品ページ:傘ぽん KP-23gSBH 折りたたみ傘袋用ホルダー付

【しずく落とし機】しずくりーん

しずクリーンは傘を左右に振るタイプのしずく落としです。しずく落としを利用する利点は、傘袋のランニングコストがかからない点です。例えば、テラモトで販売している傘ポン用替袋は4000枚入りで、約2万円ほど必要になります。

4000枚と聞くといつまでも使用できそうに感じますが、基本的に傘袋は使いきりであり、使用した後は廃棄します。そのため、梅雨時期など雨が数日間重なれば、すぐに傘袋もなくなってしまうでしょう。

しずく落としであれば、こうした必要経費を抑えられるため、長期的な目線で合理性を重視する方におすすめです。また、雨の日が多い地域にオフィスを構えている場合、傘袋にかかる費用も多くなるため、しずく落としの方が経済的に優れています。

※製品ページ:しずくりーん Type S-800

雨の日の対策を徹底しましょう

雨の日は服や体が濡れてしまい、太陽の光も出てこないことから陰鬱な雰囲気が立ちこめます。一方で外部から持ち込まれた水滴によって、転倒災害が起きやすくなるという危険もあります。

ただ足が滑りやすくなるだけだと考えていては、思わぬ被害にあうかもしれません。そのため、企業では雨の日の転倒災害に備えて、傘袋スタンドやしずく落としといった設備を準備しておくと良いでしょう。

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