TERAMOTO くらしとterakoyaコラム

意外と知らないゴミ箱の歴史。最古のゴミ箱と最新のユニークなゴミ箱をご紹介!
2019.03.27 商品紹介コラム

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家庭や会社でも普段何気なく使っているゴミ箱。とても身近な存在ですが、ゴミ箱はいつ頃誕生したものかご存知でしょうか。
「ずっと昔からあるんじゃないの?」と思う人もいるかもしれませんが、実は、日本におけるゴミ箱の歴史はそれほど長くありません。
今回は、日本のゴミ箱の歴史とゴミ箱が誕生する前のゴミ処理方法についてご紹介します。

日本史上初めてゴミ箱が誕生したのは明治時代。それ以前はどうだったの?

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日本初のゴミ箱

日本で初めてゴミ箱が設置されたのは、明治33年のことです。
この年、「汚物掃除法」という法律が制定され、「塵芥箱(じんかいばこ)」が設置されるようになりました。
塵芥箱は木で出来た蓋つきの箱で、この塵芥箱が今で言うゴミ箱の始まりです。

それ以前のゴミの処理方法

それでは、ゴミ箱が設置された明治33年以前は、どのようにゴミを処理していたのでしょうか。
江戸時代までは、ゴミは空き地や近くの川などに捨てられていました。
一方で、江戸時代はリサイクル社会だったと言われており、捨てるものはごくわずかでリサイクルできるものは徹底的に再利用されていました。
例えば、使えなくなったものを集める「くず寄せ場」に、紙くず、金物くず、生ごみ、落ち葉などが集められ、種類ごとに職人が買い取り、再生紙や金物、堆肥などに作り替えられていましたのです。
そのため、ゴミの量は非常に少なく、ゴミ処理の必要性がなかったと言われています。
しかし、明治に入ると人口が増加し、捨てられるゴミも増えて不衛生な環境となったことから伝染病が大流行し、汚物掃除法が制定されるに至りました。

ゴミ箱はここまで進化した!ユニークゴミ箱をご紹介します。

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中身が見えるゴミ箱?

少し前まで、ゴミ箱は外からはゴミが見えない方が美観的にも良いと考えられていました。
しかし、不特定多数の人が利用する場所では、ゴミ箱に爆発物などの危険物が捨てられる可能性があります。
銀行、駅、空港などではテロ対策のために、正面部分を透明窓にすることで、捨てられたものが一目で確認でき、不審物も発見しやすい中身の見えるゴミ箱の設置が進んでいます。
設置場所も、万一の際にはすぐに発見できるよう係員の目の届きやすい範囲に置かれることが多くなっています。

カップ専用ゴミ箱and飲み残し回収ボックス

ウォーターサーバーやカップ式の自動販売機の近くで、飲み残しや氷を回収するボックスと紙カップ専用のゴミ箱がセットになっているゴミ箱を見たことある人も多いのではないでしょうか。
回収ボックスは飲み残しは、ロート状の投入口から流し、下にあるタンクに溜める仕組みです。カップ用のゴミ箱は、カップを縦に重ねる形の投入口になっており、ある程度の量のカップが重なると自動でカップが下のゴミ箱に落ちる構造になっています。
そのまま捨ててしまうとかさばっていたカップを重ねることで、ゴミを約1/6の容量に減らすことができてゴミ箱もスリムになるため、狭い場所にも設置しやすくなっています。

カラス対策に折り畳み式ゴミ枠

近年、ゴミ集積場にカラスが集まり、ゴミをまき散らしてしまう被害が増えており、ネットをかけていても隙間からカラスが入り込んでしまうケースもあります。そんな時に便利なのが折り畳み式のゴミ枠です。
折り畳み式で簡単に設置できるゴミ枠は、蓋つきで自立するタイプで、ゴミの回収日にだけゴミ枠を設置し、ゴミが回収された後折りたたんで収納することができます。
個人で利用する戸建て用サイズから集合住宅のゴミ管理にも便利な大きいサイズもあります。

ゴミ箱に反映される時代の変化

日本で初めてのゴミ箱が設置されたのは、およそ120年前の出来事。それまではゴミ箱がなくても、修理や再利用するものが多くゴミ処理には困っていなかったということも驚きですよね。
現在では、さまざまな場所にゴミ箱が設置されるようになりました。
テロ対策用に考えられたものや液体も回収するもの、カップを重ねてゴミの容量を減らせるものなどユニークなアイディアが光るゴミ箱も作られています。
ゴミ箱が必要なかった時代から、景観や衛生的な環境の維持に安全性の視点も加え、ゴミ箱も時代に合わせて進化をし続けています。