TERAMOTO くらしとterakoyaコラム

ハウスキーピングの意味ってなに?ホテル・客室清掃における業務とは
2021.12.01 ホテル清掃 ホテル関連商品ブランドサイト 業界コラム

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ホテルなど宿泊業における大切な仕事の1つが「ハウスキーピング」です。フロント業務のように人前に立つ役割ではありませんが、宿泊業においてはなくてはならない仕事です。
ホテルに宿泊して快適な時間を過ごせるのは、ハウスキーピングがしっかりと行われているからと言っても過言ではないでしょう。
今回は、そんな縁の下の力持ちであるハウスキーピングについて詳しく紹介していきます。

ハウスキーピングとは

ハウスキーピングを直訳すると「家事」や「家政」となります。ただ、ホテルなどの宿泊施設においては客室を快適に泊まれる状態に保つために行う仕事や業務のことを指します。とはいえ、考え方によっては家政の対象となる場所が家ではなくホテルの客室だというだけで、本来の意味と大きな違いはないともいえるでしょう。
ハウスキーピングの具体的な内容としては、客室清掃やベッドメイク、備品のチェック、消耗品の補充などが挙げられます。
ハウスキーピングの仕事は、前の宿泊客がチェックアウトしてから、次の宿泊客がチェックインするまでの間に行うのが一般的です。2泊以上する宿泊客の部屋は、外出中にハウスキーピングを行います。

ハウスキーピング仕事1:客室清掃

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ハウスキーピングの仕事の1つとして客室清掃があります。その代表的な仕事内容について説明します。

ニオイを除去

宿泊客が使用した後の客室は、体臭や香水などのニオイがこもっていることが多いです。ルームサービスなどで食事をした利用客もいるため、食べ物のニオイがこもっていることもあるでしょう。
ハウスキーピング業務で客室清掃をする際には、まずそのようなニオイについてチェックします。そして、客室の窓とドアを開け放ち、空気の入れ替えをします。その状態で清掃をすれば大抵のニオイはなくなります。
稀に強いニオイが残っており、換気をしただけではなくならないこともあるかもしれません。そのためホテルによっては、オゾン発生装置などを使用することもあります。

床の清掃

ホテルの客室の床は靴のままで上がります。一見綺麗なように見えても、汚れが付着していることも多いです。
ホコリや髪の毛などもたくさん落ちているでしょう。そのため、全体的に掃除機をかけてからモップがけを行います。

ゴミの片づけ

ホテルの部屋にはゴミ箱が設置されていますが、掃除をするときにそのゴミを回収してゴミ箱を空にしておきます。
ゴミ箱以外の場所にも、ゴミが置かれていないかどうかチェックします。主に食べ残しやお菓子の包み紙、空き缶などが多いです。

水回りの清掃

客室清掃の中でも、トイレやバスルーム、洗面所など水回りは特に注力しなければならない場所です。
バスルームには髪の毛が残っていないようにしなければなりません。鏡には指紋が付いていることもあるため、全体的に丁寧に磨き上げましょう。水滴が残らないようにすることが重要です。
基本的に水回りの汚れは時間が経つほど落ちにくくなります。そのため、宿泊客がチェックアウトしたら、なるべく早めに客室清掃に取り掛かるケースが多いです。

ハウスキーピング仕事2:ベッドメイク

ベッドメイクはホテルの客室にあるベッドの見た目などを綺麗に整える仕事です。では、具体的にどのようなことをするのか確認しましょう。

リネンの交換

リネンというのは素材の名前ですが、主にホテルで使用されているリネン製のシーツや枕カバーを指すことが多いです。
前の宿泊客が使用したベッドから、リネンを取り外して新しいリネンを取り付けます。このときに、目立つ汚れや破損などがないかどうかもチェックしておきましょう。
リネンの交換は慣れないうちは時間がかかってしまいますが、慣れてくると素早く行えるようになってきます。

ベッドの形を整える

リネンを交換したら、枕や布団などを綺麗に整えましょう。ホテル側でマニュアルなどを備えており、位置や向きなどが細かく決まっていることが多いです。
基本的にどの客室でも同じ作業を行うため、何度かこなしているうちに慣れてきます。早い人だと、1週間くらいで覚えられるでしょう。

ハウスキーピング仕事3:備品管理

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ホテルの客室には、さまざまな備品が設置されています。
その備品を管理するのもハウスキーピングの仕事の1つです。主に以下のようなことを行います。

破損や不備の点検

椅子やテーブルなどの備品に破損箇所などがないか点検します。
照明器具などはきちんと点灯するかどうかもチェックの対象です。もし、電球が切れているような箇所があったら交換も行います。
ドライヤーやテレビ、冷蔵庫など、備え付けの電化製品が正常に動くかどうかの確認も必要です。

アメニティの補充

アメニティは、主にホテルの部屋に置かれている小さなボトルのシャンプーやT字カミソリ、歯ブラシ、くしなどの消耗品を指します。緑茶や紅茶、コーヒーなどもアメニティの一種です。
また、バスタオルや浴衣など洗って繰り返し使用するものもアメニティと呼ぶことがあります。基本的に、宿泊客がチェックアウトした客室のアメニティは新しいものに交換しなければなりません。
客室に置くアメニティの種類や数などは、ホテルのマニュアルで決められています。置き方なども決められていることが多いです。漏れや間違いなどがないように、補充を行いましょう。
使い捨てのアメニティで未開封のものに関しては、ホテルによって扱いが異なります。

ハウスキーピングの仕事を効率化する備品とは

ハウスキーピングの仕事は、細々とした多くの作業をこなさなければなりません。
繁忙期だと効率良く仕事を行わないと、次の宿泊客がチェックインするまでの間に、間に合わなくなる可能性もあります。
そこで、次のような備品を活用して効率アップを図りましょう。

ハウスキーピングワゴン

ハウスキーピングワゴンはキャスター付きのワゴンで、交換用のアメニティやリネンを大量に積み込めます。コンパクトサイズで狭い通路でも通過できて、客室内に持ち込むことも可能です。
早めにチェックアウトした宿泊客の部屋を前倒しでハウスキーピングするときに、廊下にワゴンを置かずに済みます。時間を有効に使えて、チェックアウト前の宿泊客のリラクゼーションを損なうこともありません。
また、仕切り板や多段ポケットが付いており、アメニティの種類が多いホテルで使いやすいのも特徴です。
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リネン回収ワゴン

使用済みのリネンを回収するときには、リネン回収ワゴンもあると便利です。ハウスキーピングワゴンと同様にコンパクトサイズで、客室に持ち込めます。複数台連結して使用することもできるため、1人で一度に2~3台くらい運ぶことも可能です。
また、折りたためるため、使用しないときでも場所をとってしまうことはありません。ハウスキーピングワゴンと一緒に使えば、業務効率が大幅にアップするでしょう。
リネンワゴン

※商品詳細ページ:リネンワゴン

※関連ページ:ホテルリネンワゴン

丁寧さと効率を両立させて快適に過ごせる客室づくりを

ハウスキーピングの仕事は多岐にわたりますが、どれも宿泊客が快適に過ごせるようにするために必要な仕事です。楽しい旅行になるかどうかは、ハウスキーピングにかかっていると言っても過言ではないでしょう。
私たちが美しい状態の客室でくつろげるのも、清掃もベッドメイクも備品管理も心を込めて丁寧に行われているからなのです。
繁忙期などにはスピードも求められる際は、ハウスキーピングワゴンやリネン回収ワゴンなども効率化や負担軽減の実現において活躍しています。