TERAMOTO くらしとterakoyaコラム

新生活前に要チェック!トイレをめぐるトラブルと対処法
2022.03.16 道具の使い方

pixta_87008116_S

新生活は新しい環境に馴染むまでは慣れないことがたくさんあるでしょう。そのため、新生活の開始時はあわただしく過ごしている方も少なくありません。
しかし、そういった余裕のない新生活者を狙った悪質なトイレ清掃業者が最近話題となっています。
ここではトイレに関するトラブルから、悪質な業者をあらかじめ予防するための方法も紹介していきます。

※おすすめ記事1:今さら聞けない?でも気になる! トイレ掃除のコツとポイントをチェック
※おすすめ記事2:トイレ・お風呂・玄関】おしゃれでかわいい掃除道具・グッズの選び方

トイレでよく起こるトラブル

pixta_60007067_S

まずはトイレでよくあるトラブルについて理解を深めておきましょう。トラブルの内容と原因について知っておくと、いざ直面した際にも慌てずに対応できるでしょう。

トイレのトラブルは以下の3つが挙げられます。
・トイレの水漏れ
・トイレを流しても水が出ない
・下水のような悪臭がする

それぞれ具体的に確認していきましょう。

トイレの水漏れ

水漏れは配管やトイレタンク、便器、ウォシュレットなどの部分が破損、不具合を起こし、水が垂れ流しになっている状態を指します。実際に発生する不具合や深刻度合も水漏れ箇所に応じて異なります。
例えば、配管ではタンクとのつなぎ目や止水栓のつなぎ目など、接続部分の劣化によって水漏れが発生します。
また、床下で水漏れが生じた場合は、常に床が水でぬれているなどの不具合が見られるでしょう。水漏れは常に水が垂れ流しの状態であり、その分の水道代も支払わなければいけません。
水漏れを放っておいただけで翌月の水道代が普段の2倍も高くなったという事例もあるため注意しましょう。
さらに、水漏れによって床が濡れてしまうと、カビの原因となるだけでなく、床材の腐敗が発生する危険性もあります。水漏れを発見した際は素早く対応しなければいけません。

トイレを流しても水が出ない

レバーを引いても水が流れなかったり、水が流れてもいつもより勢いが弱い場合は、どこかに異物が詰まっている可能性があります。トイレ詰まりは不具合の程度が様々であり、様子見の段階で自然と治ることもあるのが厄介な点です。
いきなり流れなくなってしまうのであれば、誰でもすぐに業者を呼んで対応してもらうでしょう。しかし、実際には水の流れが悪くとも問題なく使用できることも多く放置しがちです。
トイレ詰まりの原因である内部の異物が自然ととれて解決する場合もありますが、安易に捉えてしまうのは危険です。
内部にある異物に対して他の異物が付着し、大きくなることで完全に詰まってしまうケースもあります。これにより完全にトイレが詰まってしまうと、まったく水が流れなくなるため、自分の排せつ物が流せなくなります。
こうなると一時的とはいえ、家のトイレが使えない状態になってしまうでしょう。

下水のような悪臭がする

目につく範囲では汚れがないのに、トイレから下水のような不快な臭いが発生することがあります。これはトイレの縁裏に溜まった尿石による悪臭かもしれません。
排泄された尿は便器の中で目に見えないほど細かく飛び散ります。こういった汚れは短い期間で悪臭を放つことはありません。
しかし、飛び散った尿が取り除かれず放置されていると、尿に含まれたアンモニアとカルシウムによる尿石という汚れになります。尿石は菌が繁殖しやすい環境であるため、一度できてしまうと雑菌がどんどん繁殖していき悪臭を放つようになります。
また、放置すればするほど汚れは取りづらくなるため、日常的な掃除が重要となってくるでしょう。

修理業者によるトラブル

トイレのトラブルはどれも放っておくと一大事となるものが多く、はじめて遭遇した新生活者であれば、うろたえてしまうのも無理はないでしょう。しかし、そういった知識も余裕も失った状態は詐欺業者によって狙われてしまいます。
従来のトイレ修理をめぐる悪徳業者の手法では、マグネット型の広告をポストに投函し、依頼後に高額な報酬を請求するといった高齢者をターゲットにしていました。

しかし、2020年ごろより「検索上位の格安業者に依頼すると料金の支払でトラブルになった」「作業開始後、次々と作業を追加していき、その分の追加料金を請求された」といった若者の相談が増えてきたのです。
コロナ禍によって自宅のトイレを使う頻度が増えたことによって、トイレのトラブル自体が全体として増加傾向にあります。その上で、大学や就職によって都市部に引っ越し、新生活を始めたばかりの若者を狙った悪徳業者が増えているのです。
新生活を始めたばかりの20代前半の若者は、水回りのトラブルに自分で対処したことも少ないため、よりターゲットにされやすいと推測されています。

トイレによくあるトラブルの対処法

ハウスクリーニング トイレ掃除

あらかじめトイレトラブルに対する対処法を知っておくことで、実際に直面したときも焦らずに対応できるでしょう。
焦ってしまうと平常時ならば見抜ける違和感にも気づけずに、悪徳業者の口車にのせられてしまう場合もあります。トイレでトラブルが発生した際の応急処置について改めて確認しておきましょう。

水漏れに対する対処法

水漏れしていることが分かったらまずはどこから水漏れが起きているのかを確認しましょう。給水と排水を行う「配管部分」、トイレの水栓である「止水栓」、水を貯めておく「トイレタンク」の3か所が、トイレの水漏れ箇所として多い傾向にあります。
水漏れ箇所を確認したら、止水栓を閉めてトイレの水を止めてしまいましょう。止水栓を閉めることで、一時的に蛇口から水が出なくなります。もしこれでも水漏れが止まらないならば、水漏れの原因が止水栓であるため、家の外にある元栓から水を止めます。
この状態であれば目を離していても、水漏れで床が水浸しになる心配もありません。
ホームセンターに融着テープを買いに行き、水漏れ箇所を塞いであげましょう。これにより、止水栓を開けても水漏れをせず、一次的な応急処置として機能します。
しかし、融着テープは時間がたつにつれて粘着力が劣化していくため、水漏れの根本的な解決にはなっていません。応急処置をした後は、なるべく早い段階で業者に依頼するのがおすすめです。

トイレ詰まりに対する対処法

トイレットペーパーや紙によってトイレが詰まってしまい、水が流れないという場合は、水やぬるま湯を流し込んで様子を見ましょう。40度程度のぬるま湯であれば、流し込んだ際に詰まっている紙の繊維を溶かしてくれるかもしれません。
流し込み方も一度に一気に入れてしまうのではなく、細目に刻んでいくとより効果的です。
もしこの方法で詰まりが解消できなかった場合はラバーカップを使用しましょう。ラバーカップをトイレの吸い込まれ口に設置したら、そのまま真下に押し込みラバー部分をへこませます。
限界まで押し込んだ後は力を入れて上に引き上げます。この動作を数回繰り返すことによって、吸い込まれ口に詰まった異物が出てきたら完了です。ラバーカップを使用すると周りに水が飛び散るため、あらかじめビニールシートを敷いておくなどの対策をしておきましょう。
FITワイド
※製品ページ:トイレのつまりとり FITワイド(節水便器対応)
今回紹介した応急処置方法はトイレつまりの原因である異物がトイレットペーパーや紙である前提です。
もし、トイレ詰まりの原因が小さなおもちゃのような固い物質だった場合、中で排水管を傷つけてしまうかもしれません。異物がティッシュペーパーや紙類でもないならば、業者に依頼して修理してもらうのが良いでしょう。

悪臭の原因を日常的に根絶

トイレの悪臭の原因の一つは縁裏に溜まった尿石です。尿石ができてしまうと悪臭が避けられないため、尿石ができる前に日常的な対策が必要となります。
注目すべきポイントは掃除の手が届きづらいトイレの縁裏です。一般的なトイレブラシでは形や材質が、トイレの縁裏を掃除するのに向いていません。そのため、自分では綺麗にしているつもりでも、トイレの縁裏には磨き残しができてしまうのです。
tidyが販売しているPlaTawa for Toilet compact[プラタワ・フォートイレ・コンパクト]はトイレ用ブラシでありながら、ブラシ部分の根元が完全には固定されていません。これにより、便器にブラシを押しあてると便器の形に沿うようになり、縁裏であっても容易に掃除できるでしょう。
PlaTawa for Toilet compact
※製品ページ:PlaTawa for Toilet compact

修理業者とのトラブル予防法

このようにトイレのトラブルに対する対処法はあれど、個人で対応できる範囲はせいぜい応急処置程度です。
そのため、根本的にトラブルを解消してもらおうとすると修理業者に依頼する必要があります。
では、悪質な修理業者とのトラブルを避けるにはどのようにすればよいのでしょうか。最後に修理業者とのトラブル防止法について紹介していきます。

格安には注意

新生活となると引っ越し費用だけでなく、新しい家具や生活用品をそろえるなど、様々な個所でお金が必要となります。そのため、清掃業者を選ぶ際にも値段で選んでしまいがちですが、1,000円を切るような格安業者は避けた方が無難です。

当然、企業努力によって安価な価格でのサービス提供を実現している業者もあるかもしれませんが、常識外れに安い事例は悪徳業者である可能性が高いでしょう。

検索上位に表示される業者に注意

普段からネットを使い慣れている私たちにとって、検索結果上位に表示されたサイトは、他のサイトよりも信頼できる、価値のあるサイトであると思い込んでしまいます。一般的な情報収集ではそういった考えでも問題ないかもしれませんが、清掃業者を探している場合には注意が必要です。

GoogleやYahoo!といった検索エンジンで「トイレ 詰まった」などと検索すると検索結果上位には「最安300円~」や「トイレが詰まったら すぐに向かいます」などと記載された清掃業者のサイトが複数表示されます。

サイト名の近くに「広告」と記載されていることからも分かる通り、業者が多額の資金を広告費にかけているため、検索結果上位に表示されているのです。つまり、検索結果上位に表示されているからと言って、信頼性のある業者というわけではありません。

突然のトイレトラブルに焦る気持ちもあるかもしれませんが、目についた業者へすぐ連絡せず、信用できるか否かをしっかりと吟味しましょう。

新生活の時ほど悪徳業者に狙われやすくなるため注意しよう

新生活は慣れないことも多くあわただしく過ごしてる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、そんな焦った状態で物事を選択してしまうと、後悔の原因となるでしょう。

特に高額な費用をだまし取ろうとする悪質な業者はそういった方を狙っています。たかがトイレ業者と侮らず、相手が信用できる業者か吟味した上で、依頼をするようにしましょう。