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ゴミの分別が必要な理由とは?分けるべきゴミの種類と意図について
2022.05.11 業界コラム

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私たちは生活していると、どうしてもゴミが出てきてしまいます。たとえ一人だったとしても、一週間分となるとたくさんのゴミになってしまい、捨てるだけでも大変です。
これが企業となると、発生するごみの量は一人の時の比ではありません。
さらに、近年では環境問題や環境保全に関する観点から、ゴミの分別が求められています。
ここでは、ゴミの分別が必要な理由と、どのようにゴミを分別すればよいのかも合わせて紹介します。

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ゴミ分別しないとどうなる?

そもそもなぜゴミの分別を行う必要があるのでしょうか。もちろんゴミを廃棄する側、ゴミを処分する業者側、分別方法を決めている自治体側など、関係者それぞれに不都合なことがあるかもしれません。
ですが、今回はゴミの分別を行うべき理由を「自然環境」という視点に絞って紹介していきます。

温室効果ガスを排出する

分別せずにまとめて廃棄処分することで、多くの温室効果ガスを排出してしまいます。例えば、プラスチックも分別されずに廃棄されることで、多くの二酸化炭素を排出しています。
一般社団法人プラスチック循環利用協会によると、2020年に分別されず焼却処分されたプラスチックごみは66万トン(全体の8%)でした。また、東京都環境局の資料によるとプラスチック1トンの焼却により、2.79トンのCO2を排出する(収集・運搬時のCO2排出量も含む)と言われています。
これらを合わせると、プラスチックごみを分別しないことで年間約180万トンの二酸化炭素を排出している計算です。二酸化炭素はメタンや一酸化炭素と同じく、温室効果ガスと呼ばれており、地球温暖化の原因として世界中で削減が掲げられています。
このように、分別をせずに廃棄することで大量の温室効果ガスを排出している状況であり、可能な限り抑制していくことが望まれています。

※出典:一般社団法人プラスチック循環利用協会「2020年 プラスチック製品の生産・廃棄・再資源化・処理処分の状況」
※出典:東京都環境局「プラスチック製容器包装」

環境汚染につながる

ゴミの廃棄方法は様々な種類があり、先ほど挙げた焼却処分以外にも「埋め立て処理」が挙げられます。埋め立て処理は固形廃棄物の多くに対応できるのが特徴です。
埋め立て後は太陽光や微生物など自然によって分解され、土に還ります。しかし、廃棄物がどれだけの年月で土に還るかは、廃棄物の種類や自然環境によって異なり、結局分解されないまま埋立地にゴミを廃棄し続けているのが現状です。
埋立地も無限にあるわけではなく、ゴミを廃棄できる限界量も存在します。そのため、将来的に日本の埋め立て地が無くなることが懸念されているのです。もし、廃棄物処理に埋め立て処理が使用できなくなると、適切な方法で処理されない廃棄物が原因で、水質汚染や土壌汚染といった環境汚染につながるかもしれません。
こうした事態を防ぐためにも、埋め立て処理されるごみを極力減らすということが重要となります。具体的には可能な限りゴミを分別して、それぞれリサイクルするのも効果的な方法です。

ゴミ処理に余分な負荷がかかる

ごみの焼却処分には化石燃料が使用される場合もあります。周知のとおり化石燃料とは資源の量が有限の枯渇資源であり、年々値段も高騰し続けています。
そこで、もしゴミの分別を行えば、分別した分だけ焼却処分される廃棄物の量が減少し、化石燃料の有効活用につながるでしょう。言い換えると、ゴミの分別をしなければ、その分だけ焼却処分される廃棄物の量が増え、化石燃料の無駄遣いとなってしまいます。
実際、プラスチックの分別ならびにリサイクルによって、エネルギーの削減に貢献したという資料もあり、分別の有効性が伺えます。
ゴミが処理される際の話ですので、あまり実感が湧かないかもしれません。しかし、ゴミを分別せずに廃棄することで、余分なエネルギー負担が発生してしまいます。そして、ゴミを分別するだけでその無駄を抑えられるため、ぜひゴミの分別に挑戦してみてください。
※出典:一般社団法人プラスチック循環利用協会「2020年 プラスチック製品の生産・廃棄・再資源化・処理処分の状況」

ゴミを分別して有効資源はリサイクル

日本はかつて「物づくり大国」と呼ばれるほど、たくさんの製品を製造し、海外に輸出していました。そして、現在でも各メーカーが魅力的な製品の製造、開発、輸出を行っています。一方で、製品を製造する際に必要な原料に関しては、輸入に依存している部分もあります。
実際、新型コロナウイルスの対策で、デジタル化に挑戦する企業が増えた結果、設備や機材に使用する半導体の需要が上がり、輸入量が増加したと言われています。もし、外交問題や災害などが原因で、海外からの供給が無くなると、製品を製造することができなくなる恐れがあります。
2022年のロシア、ウクライナの問題によって、ロシアの資源である非鉄金属類は値段高騰の傾向にあり、自動車に使用されるアルミは2割以上、電池に使われるニッケルは2倍以上まで値上がりしていると言われています。
このように、資源を海外からの輸入に依存している状態は、リスクを抱えています。そのため、まだ活用できる有効資源を廃棄してしまうのではなく、分別してリサイクルするのが望ましいでしょう。

企業がゴミ分別を行うメリット

企業がゴミの分別を行うメリットについて紹介していきます。現在、世界的に環境問題が注目されるようになり、企業にも環境に配慮した経営が望まれています。
この点に関しては環境省も言及しており、公式サイトにて以下のように記載されています。

”事業者による環境に配慮した経営(環境配慮経営)は、重要な役割を果たします。”

同時に、原料の調達から廃棄まで製品ライフサイクル全体における環境負荷を考える意識が重要と述べられており、ゴミの分別もこの考え方に該当します。つまり、企業がゴミの分別を行うことも、環境に配慮した経営につながると言えるでしょう。
また、近年は製品やサービスを選ぶ指標において、企業の環境意識についても注目されています。ゴミの分別をはじめ、「環境に配慮した経営を行っている」と宣伝できるようになれば、消費者のみならず投資家にも選ばれる企業へと成長できるかもしれません。
※出典:環境省「環境と経営」

具体的にはどのように分別を行えばよい?

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ゴミの分別が重要であると分かったとして、具体的にどのような施策を取ればよいのか分からないという方もいらっしゃるでしょう。
ここではどんな企業でも実践できる方法に絞って、ゴミの分別に向けた施策を紹介していきます。

各フロア・部署にゴミ箱を設置する

どんなに高い意識を持っていたとしても、適した環境を準備できなければ、目的を達成することは難しいでしょう。また、自分一人が高い意識をもってゴミの分別を実践していたとしても、企業全体で取り組まなければ意味がありません。
つまり、企業単位でゴミの分別を行う場合は、誰でもゴミの分別を実践できる環境をに整える必要があります。具体的には各フロア・部署ごとにゴミ箱を設置し、ゴミの分別を行えるようにすると良いでしょう。
最近ではオフィスの内観を重視するために、見た目も優れたゴミ箱も販売されています。そのため、しっかりと製品を選べば、生活感や不潔な印象を出さずに、ゴミ箱を設置できます。
一方で、見た目が優れたゴミ箱は、一目で何の種類のゴミを捨てられるのかが判別できない場合もあります。ゴミ箱を選ぶ際には外見だけでなく、「このゴミ箱を設置することで、しっかりとゴミの分別が行えるのか」という点を忘れないようにしましょう。

ゴミの分別に役立つテラモトの商品を紹介

最後に清掃道具を販売しているテラモトのおすすめゴミ箱を紹介していきます。
ゴミの分別に取り組もうと考えており、まだ何を購入しようか悩んでいる方はぜひ検討してみてください。

トラッシュボックスFTタッチレス

近年、新型コロナウイルスの流行により、「なるべく人との接触は避けたい」「人が触ったものは触りたくない」という考えが広まってきました。そうなると、ゴミ箱はたくさんの人が触れる箇所でもあるため、何かしらの対策を行わなければいけません。

公園に設置されているようなバケツ型のゴミ箱も、接触を避けるという意味では効果的ですが、中のゴミが外側から見えてしまうため、清潔感が損なわれてしまいます。

トラッシュボックスFTタッチレスであれば、人との接触を避けながら、オフィス内の清潔感を保つことが可能です。こちらのゴミ箱は人感センサーが搭載されており、ゴミを持った手がふたに近づくだけで自動で開閉してくれます。

センサーは電池で駆動するため、コンセントから遠い場所でも使用できます。電池の交換も上部の天板を外すことで行えますので、力や労力も必要ありません。分別項目も以下の8つに対応しており、オフィスの回収ニーズに対応できるでしょう。

・一般ゴミ用
・燃えるゴミ用
・燃えないゴミ用
・ペットボトル用
・プラスチック用
・空き缶用
・空きビン用
・缶、ビン用

カラー展開も生成りに近い「オフホワイト」、無機質な印象を与えない「アーバングレー」の2種類あり、どちらも都会的な印象を持っています。オフィス内でもゴミ箱に拘りたい方はぜひ購入を検討してください。
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※製品ページ:トラッシュボックスFTタッチレス

企業が率先してゴミ分別に取り組みましょう

企業ではたくさんの従業員がいるだけでなく、業務に必要な書類や備品類も発生します。結果としてゴミの量も多くなってしまい、処理をするだけでも大変です。

近年では地球環境への影響を鑑みて、ゴミの分別が望まれており、企業もその流れに乗らざるを得ません。とはいえ、企業ほどのゴミの量になると、ゴミの分別を行うのは大きな負担となるでしょう。

そのため、誰でも簡単にゴミの分別を実践できるような、環境を整えてあげることが重要です。
ゴミを分別する最適な方法は企業ごとによって異なります。
今回紹介したことを参考にしつつ、最適なゴミの分別方法を模索していきましょう。