TERAMOTO くらしとterakoyaコラム

傘立て、傘袋スタンド、雨天・吸水マット。梅雨シーズンに知りたい業務用備品
2023.06.15 業界コラム

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6月になり、梅雨のシーズンに入りました。
デスクワークによる事務作業や、扱う商品が無形商材といった場合、日々の業務が天気に左右されず、梅雨と言っても大きな影響はないかもしれません。

しかし、オフィスや商業施設などに勤めるならば、雨による労働災害に気をつける必要があります。
特に梅雨時期には雨も多くなり、濡れた床が原因の転倒事故も多くなるでしょう。

今回は雨の日の転倒事故を防ぐ雨天・吸水マットや傘袋スタンド、傘立てといった業務用備品を紹介していきます。
それぞれの効果と必要性、おすすめの商品についても紹介していくため、ぜひ最後までご覧ください。

【業務用】雨天マット・吸水マットの種類

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皆さんは雨の日に、エントランスや廊下、階段で転びそうになったことはないでしょうか。
雨天マットや吸水マットはそうした転倒事故を防ぐことが可能です。
ここでは雨天マット・吸水マットの概要や効果、またおすすめの製品についても紹介していきます。

業務用雨天マット・吸水マットとは

オフィスビルや商業施設のエントランスを中心に設置される雨天マットや吸水マットは、歩行者の転倒防止の役割を果たします。

雨の日において施設内での転倒を防ぐためには、床を乾いた状態に保つか、外から持ち込まれる水滴を防ぐ必要があります。

雨天マット・吸水マットが施設内の入り口やエントランスに設置されていれば、施設の訪問者は雨に濡れた靴をマットで拭いた後、施設内に入るため、床が濡れるのを未然に防ぐことが可能です。

このように、雨天マット・吸水マットの設置は、雨天時におけるオフィスビルや商業施設内での転倒を防止するのに役立つでしょう。

※関連ページ:ゲリラ豪雨や夕立が頻発!夏に向けて知っておきたいマットと衛生の知識

製品例1:次世代吸収マット「雨天用ネオレイン」

「雨天用ネオレイン」は高い吸水力と「速乾性能」を兼ね備えた次世代の吸水マットです。

吸水マットを選ぶ際には「吸水性」に着目しなければいけません。
たとえエントランスや入り口の寸法に適した吸水マットだとしても、その吸水性が弱ければ訪問者の靴に付いた水滴を除去しきれず、施設内の床を濡らしてしまいます。
これでは、吸水マットを敷いたとしても、期待する効果は得られないでしょう。

特に、オフィスビルや商業施設のような場所では、多くの人が日々訪れるため、高い吸水力を持った吸水マットが必要となります。

「雨天用ネオレイン」は1㎡あたり約4.7ℓの水を吸水し、これは通常の吸水マットより20%上回る数値です。(※自社調べ)
雨天用ネオレイン
※商品ページ:雨天用ネオレイン

製品例2:雨天用ネオレイン「軽量・超軽量」

「雨天用マットネオレイン(超軽量)」は、特別な素材を用いることで超軽量化を実現した雨天用マットです。

通常、雨天マットは耐久性や吸水性を保つために、雨の日にのみ使用されます。
つまり、雨が降る前には倉庫から取り出し、使用した後は倉庫へ収納しなければいけません。
この時、従業員の負担を軽減させるためにも、雨天マットは軽量である必要があります。

業務用の雨天マットは入り口やエントランスに対応するよう大きなサイズになるでしょう。
すると、必然的に雨天マット自体の重量も重くなり、出し入れの負担も大きくなるのです。

「雨天用マットネオレイン(超軽量)」であれば、1㎡に付き約1.5kgの超軽量なため、女性や高齢の方でも安心して持ち運びができるでしょう。
雨天用マットネオレイン(超軽量)
※商品ページ:雨天用マットネオレイン(超軽量)

【業務用】傘袋スタンドの種類

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雨の日にオフィスや施設内で転倒しそうになる原因は、外から持ち込まれる水滴が床に落ちるためです。
つまり、雨の日の転倒事故を対策するのであれば、水滴が床に落ちるのを防ぐ必要があると言えるでしょう。

そのため、靴裏に付いた水滴だけでなく、傘に付いた水滴にも注意しなければいけません。
傘袋と傘袋スタンドはその対策として挙げられます。

業務用の傘袋スタンドとは

傘袋スタンドとは、使用した後の濡れた傘に装着するビニール袋を、誰でも取り出せるようにする業務用備品です。

傘袋スタンドには「自分で傘袋を装着するタイプ」や「自動で傘袋を装着するタイプ」「傘袋用のゴミ箱が付属しているタイプ」など、機能によって様々な種類が展開されています。
それぞれの機能やメリットを理解した上で、どの種類の傘袋スタンドを利用するのか検討すると良いでしょう。

※関連ページ:雨の日の必須設備!傘袋スタンドやしずく落としの種類と特徴について

定番タイプ(スチール・ステンレス)

傘袋スタンドとして最も一般的な定番タイプとしては、施設の利用者が自分で傘袋を装着するタイプの製品が挙げられます。
本体がスチールやステンレス製であり、水滴に強いのも特徴です。

こうした定番の傘袋スタンドは、特徴的な機能がないため、他の傘袋スタンドに比べても安価な傾向にあり、「出入り口が多く沢山の傘袋スタンドを設置しなければならない」「傘袋スタンドといった備品にあまり多くの予算をかけられない」という事業者の方にもおすすめになります。

テラモトでも「傘袋スタンド」として販売されているため、傘袋スタンドの設置を考えている事業者の方は、まず一度検討してみてはいかがでしょうか。
傘袋スタンド
※商品ページ:傘袋スタンド

圧縮回収タイプ

圧縮回収タイプの傘袋スタンドには、自動で傘袋の着脱が行われる機能が搭載されています。
回収された傘袋は圧縮されて傘袋スタンド内に保管されるため、ゴミ箱を別に設置する必要もありません。

定番タイプの傘袋スタンドでは、利用者が自分で傘袋を装着しなければならず、「傘袋の装着を億劫に感じている」「寒い冬に水滴を触りたくない」「多くの人が通る出入り口で立ち止まりたくない」など、様々な理由から傘袋の装着が避けられる傾向にあります。
自動で傘袋の着脱ができる傘袋スタンドが設置されている場合、これらの懸念点も解消されるため、施設の訪問者全員に傘袋の装着を促すことが可能です。

テラモトでも圧縮回収タイプの傘袋スタンドとして「StoreStyle(ストアスタイル) 傘袋スタンドプレスタック」が販売されています。
別売りのホルダーを利用すれば、折り畳み傘にも対応できるようになっているため、より多くの人に傘袋を利用してもらいたい場合はぜひ検討してみてください。
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※商品ページ:StoreStyle(ストアスタイル) 傘袋スタンドプレスタック

リユースタイプ

テラモトでは使い捨ての傘袋だけではなく、繰り返し利用できる傘袋と専用の傘袋スタンドも販売されています。

通常傘袋スタンドでは、使い捨ての傘袋が採用され、一度使用した傘袋は回収した後処分されます。
一方、リユースタイプの傘袋では使用した後、専用の傘袋スタンドに返却することで、何度でも繰り返し使用可能です。

発生するゴミの量が減少するため、地球環境へ配慮した経営を行っている事業者におすすめになります。
ただし、一度に設置できる傘袋の量には限りがあるため、傘袋の利用者が多い商業施設やオフィスビルでは向かないかもしれません。
エコ傘袋スタンド
※商品ページ:エコ傘袋スタンド

しずく取りの特徴と製品例

傘からの水滴を防ぎたい事業者の方は、傘袋だけでなく、しずく取りも検討してみてはいかがでしょうか。
しずく取りでは傘に付いた水滴を取り除く補助をします。

しずく取りでは傘袋やごみ袋などの消耗品を必要としないため、ゴミを排出せず、環境への影響を抑えられます。
また、これらの消耗品を購入する必要もなくなるため、傘袋を購入するコストも抑えられ、経済的なメリットも考えられます。

テラモトでも「しずくりーん Type S-800」というしずく取りが販売されています。
吸水マットが装着されており、効率的に傘の水滴を除去できるのが特徴です。
しずくりーん
※関連ページ:雨の日の必須設備!傘袋スタンドやしずく落としの種類と特徴について
※商品ページ:しずくりーん Type S-800

【業務用】傘立ての種類

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傘に付着した水滴をオフィスや施設内に持ち込ませない方法として、傘立ても効果的です。

傘袋スタンドの場合、傘を施設内に持ち込む前提となります。
一方で、傘立てを設置している場合、そもそも施設内に雨に濡れた傘を持ち込む必要がなくなるのです。

業務用の傘立てとは

傘立て自体は自宅や学校、飲食店などで見たことがある人も多いでしょう。
しかし、業務用の傘立てとなると、求められる機能が少し異なります。

例えば、オフィスビルや商業施設などでは、訪れる人が多くなるため、訪問者全員が傘を設置できるほどの大容量が必要です。

他にも、多くの人が利用するからこそ、傘の盗難や取り間違いを防ぐ、盗難防止機能やロック機能が求められるでしょう。

また、企業のブランディングを重視するのであれば、傘立てにも施設の景観を崩さないデザイン性が求められます。

※関連ページ:傘と傘立ての種類について。オシャレでスリムで機能性に優れた魅力とは!

ダイヤルロック式

ダイヤルロック式の傘立てでは、傘を立てかけた後、個別に設置されているダイヤルを回して暗証番号を決めることで、傘立てがロックされ盗難を防ぎます。

暗証番号は利用者自身が設定できるため、誰でも安心して利用できるのが特徴です。
また、傘を取り出すためには、ダイヤルに暗証番号を入力する必要があるため、設置した本人でなければ傘を取り出すことも出来ません。

カードロック式

カードロック式の傘立てでは、傘を立てかけた後、カードを引き抜くことでロックがかけられます。
また、傘を取り出す際も、カードを差し込むだけでロックが解除されます。

ダイヤルロック式とは異なり、暗証番号を設定する必要がないため、ワンタッチでスピーディに傘を預けることが可能です。

また、テラモトではカードロック式の傘立ての他にも、すぐにスペアキーを製作できる器具も販売しています。

これにより、利用者がカードキーを紛失した場合にも速やかに対応できるでしょう。
カードロック傘立て
※商品ページ:カードロック傘立II

マグネット式

マグネット式の傘立ては強力なマグネットが装着されており、ドアや壁など金属部分に貼り付けることで、どこでも傘立てを設置できます。
一度張り付けておけば、傘立てを出し入れする必要が無く、傘を持ってきた際にいつでも利用できるのが特徴です。

一方で、マグネット式の傘立てでは、必要とするスペースに対して、設置できる傘が少ないことがデメリットとして挙げられます。
そのため、多くの人が出入りするような場所ではなく、特定の人しか利用しないと分かっている場所で活躍するでしょう。

格子式

格子式の傘立ては多くの人が目にしたことがある、一般的な傘立てです。
ロック機能が搭載されていないため、盗難の恐れはあるものの、収納できる傘の本数はロック機能が搭載されている傘立てに比べて多くなります。

また、同じ本数が収納可能であっても、ロック式の傘立てに比べてかなり安価で販売されているため、傘立てにあまり多くの予算をかけられない事業者の方にもおすすめになります。
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※商品ページ:アーバンピット K36

デザイン性

テラモトでは、オブジェやインテリアとしても役立つ生活用品ブランド「tidy」を展開しております。tidyからデザイン性に優れた傘立てをご紹介します。

「TETTO(テット)」は差し込みタイプの傘立てで、シンプルで置く方向によって違う表情が楽しめるデザインとなっています。内側は9つにに区切られているので、傘同士が重ならずに収納できます。コーナーにぴったりとフィットします。
TETTO
※商品ページ:TETTO(テット)

「arietta(アリエッタ)」は引っ掛けタイプの傘立てで、スリムでスタイリッシュなデザインが特徴です。ストラップが付いていれば折りたたみ傘もかけられます。玄関先などに設置すれば、ごく自然な感じでとけ込めるでしょう。
傘から垂れ落ちた雨水は台座の溝の中に溜まるようになっています。台座は外せるようにできており、溜まった雨水を捨てるのも簡単です。
arietta
※商品ページ:arietta(アリエッタ)

雨対策を施して施設内での転倒事故を防ごう

雨の日は施設内での転倒事故が多くなります。
靴や傘に付着した水滴が施設内に持ち込まれ、床が濡れてしまうためです。

これを防ぐためには、雨天・吸水マットや傘袋スタンド、傘立てといった業務用備品を準備すると良いでしょう。
特に5~6月にかけての梅雨時期には雨の日が多くなるため、より転倒事故への対策が必要となります。

もし、梅雨時期の雨対策を考えている事業者の方は、今回紹介した業務用備品の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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