TERAMOTO くらしとterakoyaコラム

いつかやってくる災害に備えて――誰でもできる一次救命の知識と、フェーズフリー防災を知ろう
2023.11.01 商品紹介コラム 業界コラム

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日本は歴史から見ても、多くの災害に見舞われる国です。
台風や豪雨による水害や大きな地震は、日本のどの地域に住んでいても被災する可能性が高いもの。
とくに地震は他国に比べて大変多く、世界中で発生しているマグニチュード6以上の地震の2割が、日本で起こっています。
地震を始めとした、自然災害に備えることは、個人や一般家庭だけでなく、企業や自治体などすべての人にとって必要です。
また、大きな災害への備えや意識を持つことは、他の〝いざ〟という時にも役立ちます。

もしも、家族や同僚、同級生が急病で倒れてしまった場合。
外出先で事故やケガ、急病で助けが必要になった場合。
――そんな瞬間がやって来た時、できるだけ慌てず力になれるために、できること・備えられることを知ってみましょう。

〝いざ〟のために備える意識を、育ててみませんか

災害時だけでなく、日常生活のなかで起こる「緊急事態」に役立つ応急処置があります。
もちろん緊急時に重要なのは、救急車を呼んで適切な処置を受けること。
それでも、誰にでも出来る行動で命が助かる確率が高くなる場合があります。
応急処置法のなかでも、とくに知っておきたい2つの方法をピックアップしてみました。

知っておきたい、身近な救命方法

何かが喉につまってしまったら?――気道異物除去法

食べ物や異物が喉につまった場合に行います。
人は何かが喉につまって呼吸が苦しくなると、喉元をつかんだり声が出せなくなります。
①声が出るか、咳が出来るかどうか問いかける。
強く咳が出る場合は異物が出やすい状況なので、咳をするよう促す。
異物がすべて除去され、呼吸に問題がないかを確認する。
②自力で除去できない場合
声が出ず、咳も出ない場合は速やかに119番通報する。
③背中を叩いて異物が出るよう促す。
・立っている、座っている場合 後ろから胸元を支え、頭を低くさせて二つ折りのようになった状態で、背中の肩甲骨の間を強く続けて叩く。
・寝ている場合 横向けにさせて、胸と上腹部を自分の太ももで支え、肩甲骨の間を強く続けて叩く。
④上腹部を圧迫して異物が出るように促す。
後ろから抱くような形で、おへそより少し上の部分に握りこぶしをあてる。もう一方の手でその握りこぶしを上から握り、瞬間的に強く上方へ押し上げる。
上腹部圧迫を行った場合は、気道が傷ついている可能性もあるので、医師による診察を受ける。
※気道異物除去法は成人と子どもの場合、やり方は同じでも力加減が変わります。また乳児や妊娠中の女性、肥満体系の方には上腹部圧迫方法はできません。

急に人が倒れてしまったら?――心臓マッサージとAED

突然目の前で人が倒れてしまった場合、やるべきことはいち早く救急車を呼ぶこと。
そして少しでも命を繋ぐ確率をあげるためにできることがあります。
①安全確認
まずは周りを見渡して、安全確認をする。倒れている場所に車の往来がないか、煙がたちこめていないかなど、傷病者と自分自身の安全を確保してください。
②反応を確認する
優しく肩をたたき、大声で呼びかける。反応がない場合、けいれん等を起こしている場合は心停止の可能性があり。
③119番通報とAEDの手配
周りに人がいる場合は協力をあおぎ、119番通報とAEDの手配を頼む。誰もいない場合は、携帯電話をハンズフリー状態にして119番にかけ、応急処置などの指示を受ける。
④呼吸の有無を確認
胸と腹部の動きを見て、呼吸しているかどうかを確認する。その際、動きは10秒以内で確認する。
10秒かけても動いているかわからない、動いていない場合は心停止と見なして、胸骨圧迫を開始する。
⑤AEDが手元にくるまで、胸骨圧迫(心臓マッサージ)を行う
心臓マッサージは、倒れている人の胸の真ん中(ちょうど両胸の乳首の中間地点が目安)に、自分の手のかかとを重ねて乗せ、ひじを伸ばしたまま真上から強く押す。
胸が約5センチ沈むほど強く押し、戻すときも手を胸から離さないようにする。
圧迫のテンポは分間に100回という速さが必要。
(このとき、童謡の「うさぎとかめ」や「アンパンマンマーチ」を頭の中に思い浮かべるとやりやすくなる)
心臓マッサージはできれば複数人で行い、2分ごとに交代できるとテンポや圧迫力が落ちにくい。
⑥AEDが手元に来たら、フタを開いて指示に従う
AEDはフタを開けると自動で電源オンになり、何をすべきかを音声やイラストで指示してくれる。
指示に従い、電極パッドを傷病者の胸に貼り、雷マークの付いたショックボタンを押して手を離す。
※AEDは自動で心臓の動きをチェックし、電気ショックが必要かどうかを判断してくれます
⑦AEDの指示に従いながら、救急車を待つ
AEDの指示に従い、心臓マッサージが引き続き必要な場合は継続しながら、救急車が到着するのを待つ。

救命方法やAEDの使い方を学ぼう

気道異物除去法、心臓マッサージやAEDの使用に、特別な資格はいりません。
もしも誰かが倒れていたとき、誰でも行える応急処置。
でも、正しいやり方や、実際にどのくらいの強さや速さで行うのかは、一度経験してみないとわかりにくいものです。
各自治体の消防署を中心に、救命方法の講習会が行われています。
入門コースはわずか1時間から2時間程度で、心臓マッサージやAEDを実際に行いながら学べます。
また、消防庁のウェブサイトでは、応急処置の手順を動画で詳しく確認できます。
〝いつか〟のために、個人や企業内で一度は学んでおきたい内容です。

いつも使うものを、備えるためのものへ――フェーズフリー防災に役立つものたち

こんな場所に? 防災・備蓄用品をスマートに仕舞う

防災キャビネットFT

オフィスで必要な事務用品をはじめ防災用品などもスマートに収納することができるのが、防災キャビネットFTです。
防災・備蓄用品を「いつも使う収納」や「休憩用椅子」「表示用サイン」など、日常的に利用しているモノのなかへスマートに収納します。
防災キャビネットFT
※製品ページ:防災キャビネットFT(オフホワイト)

いつもは休憩のため、いざという時は搬送のために

クッション付きレスキューボードベンチ

レジャー、スポーツ施設や事務所の休憩所など、様々な場所で見かけるベンチ。
普段はちょっとひと息のため、急病人や負傷者の対応が必要な緊急時には、担架として利用できるのが、レスキューボードベンチです。
レスキューボードベンチ
※製品ページ:クッション付きレスキューボードベンチ(アイボリー 脚部ホワイト)

あるとなしでは全く違う、誰かを救うためのアイテム

防災おんぶ担架

緊急時に誰かを背負って運ぶ――そんな〝もしも〟の時に役立つものが、防災おんぶ担架です。
まるで赤ちゃんのおんぶ紐のような形をしていますが、大人も背負えるしっかりした作り。
素早く装着できる工夫がされており、背負う側が両手を自由に使えます。
階段の上り下りがある場所では、手すりをしっかり持って移動できます。
防災おんぶ担架
※製品ページ:防災おんぶ担架

生きるうえで、避けられない重要なモノのひとつ

簡易トイレ

災害時に最も困るのは、トイレです。
避難所だけでなく、自宅にいても水や電気が不通でトイレが使えないといった状況も。
簡易トイレはさまざまな種類がありますが、コンパクトに折り畳めて場所を取らない組み立て式+汚物を凝固剤で固めて処理するタイプが注目されています。

大きな災害への備えは、日々の生活のなかで起こりえる緊急事態でも活かせるヒントがたくさんあります。
便利なもの、必要なものを揃えることや、一次救命の方法を学ぶこと。
小さな一歩が〝いざ〟という時に誰かを救うために役立つかもしれません。

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