雪が降る前に対策したい！床材別、ビル・オフィスのエントランスの滑り止め対策
2019.12.18 業界コラム

ビルやオフィスのエントランスの床は、雨の日や雪の日には滑りやすくなることがありますよね。そのため、トラブルを防ぐためには滑りにくくするように対策しなければいけません。そこで、ここではビルやオフィスのエントランスで使用される床材および滑り止め対策についてご紹介します。

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雪や雨の日に注意したいエントランスの「床材」

ビル・オフィスのエントランスに使用される床材としては、主に「磁器タイル」、「テラコッタタイル」、「人工大理石」、「大理石」、「御影石」の5つが挙げられます。

資格の名前	目的
床材	特徴
磁器タイル	粘土や長石などを1200℃前後で焼き上げたタイルです。素地が硬く、変形、変色、劣化などを起こしにくいのが特徴です。
テラコッタタイル	土を成型して乾燥させた後に焼き上げたタイルです。吸水率が高く汚れが付きやすいため、シーラーなどを用いて汚れを防ぐ必要があります。
人工大理石	アクリル・ポリエステル樹脂を主成分としており、大理石の代わりとしてしばしば用いられます。大理石ほどの高級感はないものの、コストパフォーマンスに優れています。
大理石	石灰岩の変成岩のことで、建築材や彫刻剤、装飾用石材などとしてよく用いられます。自然な風合いと高級感が魅力であるものの、量産できるものではないためやや高価になります。
御影石	花崗岩が石材として用いられた場合の呼び名で、細かい粒上の模様があるのが特徴です。耐久性に優れており、墓石などによく用いられます。

それぞれの床材にメリット・デメリットがありますが、中でも注意したいのは滑りやすさです。雨や雪の日にはとくに危険性が高く、大きな事故にもつながりかねません。

例えば、2006年にはサテライト競馬場「ウインズ渋谷」にて男性が転倒し、腰と左膝を捻挫するという事故がありました。その日は雨が降っており、大理石の床が非常に滑りやすい状態になっていたためです。その後男性はウインズ渋谷の管理をしているJRAを提訴し、勝訴しています。

エントランスは第一印象を決める場所であるため、デザインが重要であることは間違いありません。しかし、滑りやすさへの対策はより大切だといえるでしょう。

ビルやオフィスのエントランスは床材によってはとても滑りやすく、とくに雨の日や雪の日はリスクが高くなります。万が一事故が起こってしまうと深刻な事態に発展しかねないため、滑りにくくするための対策が不可欠だといえるでしょう。

そして、滑り止め対策としておすすめしたいのがマット。ここでは、テラモトで販売している雨用・雪用のマットをご紹介します。

極細繊維と極太繊維のセット糸を使用することによって、吸水性と耐久性をアップさせました。さらに除塵機能もあり、オフィスやビルの内部をきれいな状態に保つことができます。美しいウェーブラインのデザインなので、上品な印象を演出してくれますよ。

高い吸水力と速乾性能を兼ね備えており、1平方メートルあたりの吸水力はなんと約4.7リットル。雨の日や雪の日の滑り止め対策には最適です。さらにカットパイルトループパイルを混在させているので、微細なチリやホコリもしっかりと絡め取ってくれます。

ソフトな踏み心地でありながら吸水性も高く、さらに細かなホコリなども取り込んでくれます。また、繊維の原料そのものに顔料を練りこんでいるため色落ち・色褪せしにくいのも嬉しいポイント。なお、カラーバリエーションはグリーン、レッド、グレーの3種類です。

エントランスの滑り止め対策には、滑り止め対策工事をするのが一番安心かもしれません。しかし、工事には費用がかかるためすぐにできない場合も多々ありますよね。その点、マットであればエントランスに敷くだけで滑り止め対策ができます。

ぜひテラモトのマットを使用して、雨の日や雪の日に備えてみてはいかがでしょうか。