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ホテル客室清掃は時間との戦い!リネンや清掃道具などの荷物の運搬が効率化につながる理由
2022.02.16 ホテル全コラム ホテル清掃効率

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宿泊客に満足いただけるようホテルは様々なサービスや業務を提供しており、中でも綺麗な客室での宿泊は最も重要なポイントと言えるでしょう。多くの宿泊客が訪れる繁忙期であれば、先ほど退室されたにもかかわらず、すぐに新規のお客様に提供できる状態にしなければならない、という事態も珍しくありません。

そのため、客室清掃ではいかに短時間で、効率的に、高品質に行うかが重要となります。以下では、基本的なホテルの客室清掃の仕事内容から、効率化の方法、オススメの清掃業者まで紹介していきます。

※おすすめ記事1:客室清掃は日常清掃。ホテル清掃の種類と外注のメリット・デメリット
※おすすめ記事2:ホテル清掃の大変なリネン運搬など。客室清掃の現場改善方法と事例を紹介します。

ホテル客室清掃の仕事内容

新しいタオル

まずはホテル客室清掃の具体的な業務内容を確認していきましょう。業務内容は主に以下の4つです。

・客室の清掃
・リネン交換
・ベッドメイク
・アメニティの交換・補充

注意すべき点とともに紹介していきます。

床や壁、水回りの清掃

お客様が退室した後に、客室の清掃を行います。室内のごみ回収から、バスルームや蛇口といった水回りの掃除、テーブルの吹き掃除などを行います。清掃を行っている間はほこりがでてくる場合もあるため、最後に掃除機をかけるのがポイントです。

あまり時間をかけずに素早く行わなければいけませんが、細かい部分を抜け目なく確認しなければいけません。例えば水回りでも、水滴の吹き掃除だけでなく、排水溝にゴミが詰まっていないか、髪の毛一つ落ちていないかなど、一つでもこぼれてしまうと、お客様からのクレームにつながります。

リネン交換

部屋全体の清掃が終わった後は使用済みのシーツやマットなどのリネン類を交換しましょう。新しいリネンと回収するリネンを合わせると一部屋分でも大量の荷物となり、1フロア分を交換しきるだけでも非常に大変な業務です。
ホテルの規模が大きくなるにつれて、大量のリネン類が必要となるため、とにかく素早く動き回らなければいけません。

ベッドメイク

お客様が使用したベッドのリネンを交換した後は、それらを再び美しい状態にベッドメイクします。誰が見ても綺麗な状態に整えるのは技術が必要となり、時間もかけられないため、研修が充実している企業も少なくありません。

各種アメニティの交換

ホテルでは歯磨きに使用する道具や入浴に必要なセットなど、各種アメニティを用意している場合があります。それぞれ使用されているか、残り容量は問題ないか確かめて適宜交換、補充を行います。

スリッパやタオルが人数分用意されていないといった補充漏れはクレームの原因となるため、確認を怠らないようにしましょう。

効率化の3つの方法

確認していただいたとおり、客室清掃は多くの業務を限られた時間の中で、十分な品質を保って行わなければいけません。もし、できていなければ清掃による遅延で新規のお客様をロビーで待たせてしまったり、不快な思いをさせてしまったせいでリピートをしてくれなくなる事態につながります。
最悪、口コミによって悪い評価が広まってしまう可能性もあり、効率化は不可欠と言えるでしょう。以下では客室清掃の効率化方法を3つ紹介していきます。

業務のマニュアル化・研修の実施

豊富な業務内容や注意点をマニュアルとしてまとめ、清掃員全員に共有することで誰でも効率的に客室清掃を行えるようになります。また、経験のない新人には研修を実施することによって、初めての業務でも不手際なく即戦力として働いてもらうことが可能です。
実際のクレームや普段の業務で発生したミスを把握しておき、適宜マニュアルと研修に加えていくと、同じ失敗を少なくできるでしょう。退室時に確認するチェック表などを作成しておくのも、ミスを減らすことにつながるでしょう。

人員の増加

単純な方法ですが、長期休暇や3連休など局所的な繁忙期には非常にオススメです。また、先述したマニュアルと組み合わせることで、新人への教育も短時間で収まります。当然、人を増やした分だけ人件費が重なってしまうため、効率化と必要経費のバランスを見定める必要があるでしょう。

清掃道具の導入

業務用の清掃用具を導入するのもオススメです。これらは実務を考慮したデザインになっていることも多く、作業効率向上に役立ちます。例えば、テラモトではリネン交換の専用ワゴンを販売しています。

リネン交換をワゴンを使用せずに行った場合、使用済みのモノを回収した後、リネン室まで運び、新たに客室まで運んでいく手間があり、大変非効率です。テラモトのリネンワゴンは大量のリネンを運ぶ用途で製作されており、容量はもちろんのこと、サイズやハンドルにもこだわることで使い勝手を格段に向上させています。

リネン交換は客室清掃には必須の業務のため、清掃用具を導入するだけで効率化を実現できるのは、非常に効果的と言えるでしょう。とはいえ、清掃用具を導入するといっても、どのような清掃用具がいくつ必要なのか把握しきれない部分もあるでしょう。

また、実務で使用する分を購入すると安くはない費用が掛かるため、導入自体をためらわれるかもしれません。そういった場合は、客室清掃を業者に依頼してみてはいかがでしょうか。

清掃業者に依頼するメリット

Portrait of cheerful pretty young Vietnamese maid holding stack of fresh fluffy white towels

ホテルの客室清掃を業者に依頼するメリットとしては以下の2点があげられます。それぞれ具体的に確認してみましょう。

・清掃用具を用意する必要がない
・スタッフの負担軽減

清掃道具を用意する必要がない

清掃業者に客室清掃を依頼すると、知識と経験豊富な清掃員が業務に従事してくれます。この際、必要とされる清掃用具は業者の方が持参するため、ホテル側が用意する必要はありません。

購入する費用を削減できるだけでなく、必要な清掃用具を検討する手間も省けるため、大きな効率化を実感できるでしょう。

スタッフの負担軽減

ホテルスタッフは客室清掃の業務だけでなく、お客様対応や別範囲の清掃など様々な業務を抱えています。そのため、客室清掃が無くなるだけでも、大きな負担軽減となります。
また、質と短時間での完了を求められる客室清掃業務が無くなることで、精神的な負担も少なくなり、他業務の効率化も期待できるでしょう。研修やマニュアルの把握といった各種教育に費やしている時間も削減できるため、新しい業務を任せるのも良いかもしれません。

清掃業者に依頼するデメリット

こうしたメリットの反面、業者に依頼するデメリットも存在します。それぞれ具体的に見ていきましょう。

・コストがかかる
・業者によって品質にばらつきがある

コストがかかる

当然ですが清掃業者に依頼する分だけ料金を支払わなければいけません。清掃業者や業務範囲によっても変化しますが、ホテルの規模が大きくなるにつれて必要となる費用も高くなるでしょう。

業者に依頼すると、従来のランニングコストに上乗せされる形で、費用が必要となるため、どの程度用意できるのかあらかじめ考えておく必要があります。

業者によって品質が異なる

多額のコストを支払ったからと言って、満足のいく業務内容であるとは限りません。たとえ価格が同じであったとしても、業者によって品質にばらつきがあるため、偶然満足のいかない企業と契約してしまうという可能性もあるでしょう。

もし、これらのデメリットを見過ごせない、客室清掃に高いクオリティを求めている場合は、テラモトのサービスを検討してみてはいかがでしょうか。

高クオリティの清掃業者を求める方にはテラモトのサービスを

100年近く業務用清掃用具を開発、製造しています。これにより様々なお客様から頂いた声から学び、培ったノウハウを用いて、高品質なホテル清掃業務を約束します。

また、国内に自社工場を保有しており、高品質な清掃用具を使用可能です。ご要望や条件に応じて必要となる清掃用具も短期間、低コストで生産し、清掃業務に活用いたします。テラモトが使用する清掃用具はデザイン面にも配慮しており、お客様の目に触れたとしても、ホテルのブランディングを傷つけることはないでしょう。

高いクオリティの清掃業者を求める方は、ぜひテラモトのサービスをご検討ください。
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※関連ページ:ハウスキーピングワゴン

客室清掃は非常に重要。業務効率をしつつ対応しよう

ホテルの経営においてどれだけ効率的に、高品質に客室清掃を行うかは非常に重要です。
どちらか一方が欠けてしまえば、宿泊客に不快な思いをさせてしまうかもしれません。リピートしてくれないならばまだしも、悪評が広がってしまえば経営面でのダメージも少なくないでしょう。
予算に余裕があり、なおかつ高いクオリティでの客室清掃を望む場合は、テラモトの客室清掃サービスを検討してみてはいかがでしょうか。
見積を含め無料で相談可能ですので、是非お気軽にご相談ください。

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