TERAMOTO くらしとterakoyaコラム

客室清掃員なら知っておきたい。業務にかかわる基本用語集:掃除道具編
2019.09.20 道具の使い方

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客室清掃員にとって欠かせないのが、清掃用具や掃除道具ではないでしょうか。一般の家庭でも使っている掃除道具や業務用、こだわりの自作の便利グッズなどホテルや清掃業者、客室清掃員によって使う道具はさまざまです。
今回の客室清掃にかかわる基本用語集シリーズは、使い方次第で業務効率化や負担軽減にも直結する代表的な「掃除道具・清掃用具」をピックアップしました。

■今回紹介する掃除道具
・腰袋
清掃用バッグ
・水回り消しゴム
・エプロン
・SO水
リネンワゴン
・リネン回収ワゴン

客室清掃員が押さえるべき掃除道具7選

Putting pillow. Professional housekeeper wearing black and white uniform putting clean white pillow on bed

腰袋

腰袋は、客室清掃員だけでなくビル清掃員などプロの清掃スタッフが、各現場で使うための細かな掃除道具を入れておくための袋です。
ベルトなどに通して腰に固定できるように作られており、安全ピンなどで取り付けるタイプもあります。
そこまで大きな袋ではありませんが、小さな仕切りなどがたくさん付いており、収納力がとても高いのが特長です。
客室清掃員が腰袋の中に入れることが多い掃除道具の一例を以下で紹介します。

■腰袋に入れる道具
・消毒済みのコップなどにかぶせるためのビニール袋
・セロハンテープ
・ハサミ
・ボールペン

客室清掃員は常に動き回りながら仕事をしており、パントリーと客室を何往復することも珍しくありません。
そこで活躍するのが腰袋です。腰袋を使うことで、必要な小道具を常に手物の届く位置に置いておけます。また、細々とした道具をひとまとめにできるので持ち物を確認する時間も短縮できるほか、置き忘れの防止にも役立ちます。
値段も1つ1,000円程度とリーズナブルなので、客室清掃員にとっては必需品といっても過言ではありません。

清掃用バッグ

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客室清掃員が持ち運ぶ清掃用具は種類も多く、なかには宿泊客から見える状態で運ぶと精神衛生上望ましくないものもあります。
そのような清掃用具を運ぶ際は、客室清掃員は大きめのトートバッグを使用することが一般的です。
以下のような前述した腰袋には入らない大きさの掃除道具を入れることが多いです。

■掃除用バッグに入れる道具
・はたき
・ゴム手袋
・雑巾

客室清掃員が使うバッグの中でもおすすめの「BMトートバッグ」は、幅と高さが450ミリ、マチが148ミリと大きな作りなので清掃用具をたくさん使用する場合でも、無理なく収納して運べます。
自立式なので、立てた状態で床に置いておくこともできます。外側にはポケットが複数付いているので、ゴム手袋などを入れるのに便利です。透明なファイルポケットも付いており、作業チェックシートなども入れておけます。
このように腰袋よりも多機能で容量が大きいのが掃除用バッグの特筆すべき点といえるでしょう。

水回り消しゴム

客室清掃の清掃場所にはトイレやバスルーム、洗面所など水回りが多いです。
狭い客室でも一通り水回りの設備が整っていることが多く、またクレームの原因にもなる可能性が高いため、客室清掃員は水回りを毎日丁寧に掃除しなければなりません。
しかし、水回りは毎日掃除をしていても、少し残った汚れなどが水垢として蓄積してしまうことがあります。汚れが目立つくらいになってくると、スポンジや洗剤などを使って掃除してもなかなか落とせません。
そこで役立つのが水回り消しゴムです。水垢で変色している箇所を水回り消しゴムでこすってみると、簡単に汚れを落とすことができます。
鉛筆で書いた文字や落書きなどを消しゴムでこすって消すような感覚で汚れを落とせるので便利です。
しつこい汚れを落とそうとするときに、ついスポンジの硬い部分で強くこすってしまいたくなるかもしれません。
しかし、タイルや壁などをそのようにして掃除すると、傷が付いてしまう可能性もあります。
水回り消しゴムなら、あまり強く擦る必要はないので、傷を付けにくいという点でも便利です。

エプロン

客室清掃員は汚れが付着しやすい環境で仕事をしているため、制服のエプロンを着用している人も多いのではないでしょうか。
汚れる仕事であるため、制服が多少汚れても問題ありませんが、あまり汚れすぎると廊下などを歩きづらくなる人もいると思います。
そんなときにエプロンや作業用の制服です。自前で用意するところなどもあり、ホテルによってエプロンの扱いはさまざまです。
自前でエプロンを用意する場合には、あまり目立たず機能性に優れたタイプを選ぶのがいいでしょう。
腰袋を使わない場合、エプロンのポケットの深さや数に注目しましょう。歯ブラシやゴム手袋など、多くの道具を収納できて落ちにくいエプロンを選ぶことをおすすめします。

SO水

SO水は強電解水と呼ばれることもあります。掃除そのものに使用するわけではなく、仕事をして汗をかいた後の顔を拭くために使用する道具です。
掃除後や掃除中に汗を拭う場合、タオルやハンカチだけでは汗に含まれる雑菌などを100%除去することはできません。
また、水分を取り除いても、雑菌が残ると汗臭い嫌なニオイが発生してしまうこともあります。
そればかりか湿疹などの原因になる可能性もあるでしょう。SO水で使って汗をかいた箇所を拭けば、雑菌も大部分取り除けます。

リネンワゴン

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客室清掃の大きな負担になるのが、ベッドのシーツやタオルなどのリネンの交換です。
ツインやダブルの部屋ならバスタオルやシーツなどが2人分ずつあるので、1部屋だけでもそのまま運ぶのは重労働です。また、客室清掃員は1日に何部屋も掃除やベッドメイクをしなければなりません。
そのようなシーンで活躍するのが「リネンワゴン」です。
リネンワゴンはキャスター付きの大きなワゴンで、替えのシーツやタオルをたくさん積み込んでおき、各部屋に掃除に向かうときに持って行きます。
例えば、テラモトの「ホテルリネンワゴン」は積み込むスペースは3段になっており、リネンの種類ごとに分けて積み込める作りになっています。
縦長の作りなので狭い通路でも通りやすいのは特長の一つで、清掃中は廊下の隅の方に寄せておけば、通行の邪魔になることもありません。
上部にはホテルのアメニティを収納できるスペースが設けられており、リネンだけでなく替えのアメニティも一緒に運べます。
ポケットも付いているので、作業チェックシートなどを入れておくといいでしょう。

リネン回収ワゴン

客室に洗濯済みの新しいリネンを持って行くと同時に行う使用済みのリネン回収作業に負担を感じている客室清掃員も多いのではないでしょうか。
回収するシーツやタオル類もリネンワゴンを使って運ぶわけですが、洗濯済みのものと混ざったり、接触しないように注意しなければなりません。
そのため、洗濯済みのリネンを積み込むリネンワゴンとは別にリネン回収ワゴンを使う場合が多いです。
リネン回収ワゴンには、使用済みのリネンのみを積み込みます。
テラモトの「リネン回収ワゴン」はグレーとブラウンの2色用意されているため、別々の色のものを使うといいでしょう。
そうすれば、間違えてしまうことがなくスムーズに仕事ができます。

プロなら道具にもこだわりましょう

ホテルの客室清掃員は客室の清掃からベッドメイク、リネンの交換など短時間でさまざまな仕事をこなしています。
そのために使用する道具も多いです。
腰袋やトートバッグ、水回り消しゴムは客室清掃員にとって必需品なので必ず用意しておきましょう。
リネンワゴンも回収用と2種類用意しておくのが望ましいです。